6月は3点の新刊を予定しています。
小野民樹
旅に出たロバは 本・人・風土
ISBN978-4-86488-125-8 C0095 四六上製 本体2500円 6月下旬刊
行ってみたいな、よその国
神保町から屋久島、トカラ列島、モンゴルの草原、ラオス……
アジアのうちにどこか、何かを僕らは求めゆく。
消え行く時代と見えない未来を踏みしめる時間紀行!
手練の編集者による珠玉のエッセイ
古本の小道・屋久島1967・林彪が落ちたかもしれない草原へ・紙の上の宝島・アジアのうちにどこか・吉備びと
小野民樹
60年代が僕たちをつくった 増補版
ISBN978-4-86488-123-4 C0095 四六上製 本体2500円 6月下旬刊
六〇年代は無駄ではなかった――
長い時を経て、ちょっと「彼ら」が気になる日々
時代の変革期、好奇心・反抗心、得たもの・失ったもの
忘れ得ぬ、昭和20年代生まれに捧げる、苦い苦い青春記
同世代から支持された旧版(2004年、洋泉社刊)から13年。都立西高の同級生のその後を増補。
岩波書店時代を回想しつつ、単なる60年代論を超えた名著。
◆著者紹介:小野民樹(おの・たみき)、1947年群馬県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。岩波書店に勤務。
山瀬ひとみ
消えた弔電
ISBN978-4-86488-124-1 C0093 四六上製 本体1600円 6月下旬刊
絶縁状態にあった末弟の急死により、
難病を抱えた若妻が遺されたことを知った家族。
肉親に代わって弟の夢を叶えた女ではあったが、
その不可解な言動に、周囲は翻弄されて―
書き下ろし小説