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ご購入に関するお問い合わせは、メールにて受け付けております。 メール:genki@genki-shobou.co.jp TEL03-5283-3934 幻戯書房刊行の書籍の詳細は小社ホームページをご覧ください。 幻戯書房 (げんきしょぼう)は 歌人で作家の辺見じゅんが、父であり、角川書店の創立者である角川源義の創業の精神を受け継ぎ、設立した出版社です。 ライフログ
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2025年 11月 10日
小谷野敦
ルソーとその妻テレーズ ――共和主義のアダムとイヴ 304頁 四六上製 定価(本体3200円+税) 978-4-86488-339-9 C0095 2025年12月下旬刊 他人の「告白」を嫌い、「私小説」を嫌い、 自分では決して「告白」などしない君へ 童貞喪失、人文学史上で黙殺されてきた恋愛不要の結婚、そして死。 ヴォルテールの執拗な攻撃、ヴァラン夫人とドゥドト夫人への想い。 精神分析とポストモダンの泥沼にまみれたルソーを救い出し、 未だ多く残る君主制を廃棄する手がかりとして、その思考を追う。 書き下ろし 鉄と農業が、人類を戦争や不平等に導いた ◇本文より◇ すると、ルソーが『告白』を書けば分かってもらえると思ったということ自体が、言語の透明性を信じているということになるので、ポストモダン思想とも、私小説を敵視するテキスト論者とも、ロラン・バルト流「作者の死」の信奉者とも相容れないということになり、八〇年代以後の「文学理論」やポモの流行は、反ルソー的に動いていたということになる。(第五章 ドゥドト夫人との恋愛、哲学者たちとの決別) ●小谷野 敦(こやの あつし) 1962年、茨城県生まれ。作家、比較文学者。東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。著書に『聖母のいない国』(サントリー学芸賞受賞)『〈男の恋〉の文学史』『もてない男』『江戸幻想批判』『恋愛の昭和史』『谷崎潤一郎伝―堂々たる人生』『川端康成伝―双面の人』『江藤淳と大江健三郎』『純文学とは何か』『歌舞伎に女優がいた時代』等多数。小説集に『悲望』『童貞放浪記』(映画化)『母子寮前』『ヌエのいた家』(以上二点、芥川賞候補)『東十条の女』『蛍日和』(ともに幻戯書房刊)。ほか書き下ろし長編小説に『あっちゃん』(幻戯書房)。p> #
by genkishobou
| 2025-11-10 10:03
| 新刊情報
2025年 10月 29日
![]() ![]() 〈ルリユール叢書〉第53回配本 (75冊目) セシリア・マンゲラ・ブレイナード 松田卓也=訳 虹の女神が涙したとき 予価:本体価格3,600円+税 予定ページ数:368頁 四六変形・ソフト上製 ISBN978-4-86488-86488-338-2 C0397 刊行予定:2025年12月下旬 ブホンの空が破壊され、そして乙女が逃走したことで、世界全体が薄暗く灰色で、虹のない場所になった。天と地は憂うつさと希望のなさに覆われた。絶望の感覚に疲れて、神々は話しあった。巨人に対して怒っていたが、直接介入してはいけなかったので、彼らがもっとも愛していた英雄トゥワアーンに助けを借りることにした。 太平洋戦争時、日本軍の侵攻に抵抗するフィリピンの住民たちが自由のために戦う中、一人の少女が神話的想像力によってエンパワメントを歌い求める――フィリピン系アメリカ人女性作家ブレイナードの半自伝的なマジックリアリズム小説にして歴史証言の文学。本邦初訳。 セシリア・マンゲラ・ブレイナードは、物語作家(ストーリーテラー)としての目と耳を生まれながらに備えている。アジア文化に特有の、色鮮やかで癒しの神話に包み込まれた『虹の女神が涙したとき』は、古典になることを運命づけられている。 ――アラム・サローヤン ブレイナードは、抑制の美とウベックへのまなざしを、成長してゆく少女の澄んだ歌声に重ね合わせている。その歌は民俗的な響きの合唱によっていっそう豊かに彩られ、やがてはひとつの揺るぎない声――多様でありながら結束する歌――として力強く響き渡っている。 ―――レオナード・キャスパー 女性戦士や女神の物語、そして幻想的な夢を、現実の出来事に織り込みながら描き出す。ブレイナードの魅力あふれる登場人物たちは、まるで現実を超えた存在でありながら、目の前で変化し続け、しかも驚くほど真実味を帯びている。スピーディな展開でありながらも繊細に紡がれた、記念すべき最初の長編作品。 ―――『カーカス・レビュー』 【著者略歴】 セシリア・マンゲラ・ブレイナード(Cecilia Manguerra Brainard 1947– ) フィリピンのセブ島生まれ。夫からタイプライターをプレゼントしてもらったことをきっかけに作家を志し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で創作を学ぶ。1985年に『角のある女とその他の短編』でデビュー。1991年に仲間たちと共に「フィリピン系アメリカ人女性作家と芸術家たち」(通称PAWWA)を立ち上げ、書籍の出版と編集に携わる。『セシリア・マンゲラ・ブレイナード短編選集』(2021)が第40回全比図書賞の英語短編部門を受賞。カリフォルニア州在住。 【訳者略歴】 松田卓也(まつだ・たくや) 1987年、三重県生まれ。ノーステキサス大学大学院で博士号(アメリカ文学)を取得。九州工業大学を経て、現在は神戸市外国語大学英米学科講師。専門はアメリカ現代文学およびマイノリティー文学。 #
by genkishobou
| 2025-10-29 13:56
2025年 10月 14日
![]() 朱雀門 (すざくもん) 長谷雄草紙奇譚 ISBN978-4-86488-336-8 C0093 11月下旬刊 B6上製 168頁 本体2800円(税込3080円 平安京の朱雀門には鬼が住むという。 平安初期実在の中納言・紀長谷雄が朱雀門の楼閣で謎めいた男と賭け盤双六の勝負。その顛末を描く絵巻「長谷雄草紙」をもとにした物語。 人間界と異界の狭間の怪奇幻想譚 平安京の怪奇物語 「朱雀門が翔(と)ぶのか」 【著者略歴】 石村きみ子(いしむら・きみこ) 三重県生まれ。國學院大學文学部卒。出版社勤務を経てフリーランスの編集者。 著書に『光源氏と女君たち 十人十色の終活』(2019年 国書刊行会)『紫式部 愛の自立』(2023年 国書刊行会) #
by genkishobou
| 2025-10-14 10:29
| 新刊情報
2025年 10月 14日
![]() ![]() 〈ルリユール叢書〉第52回配本 (74冊目)ジョルジュ・シムノン 中村佳子=訳 故ギャレ氏 リバティ・バー 予価:本体価格3,200円+税 予定ページ数:360頁 四六変形・ソフト上製 ISBN978-4-86488-337-5 C0397 刊行予定:2025年11月下旬 もうずっと前から、この物語の中で、なにかが軋んだ音をあげているとは気づいていた……ああ、無理にわかろうとしないでいい!……物理的な手がかりがいくつもあるのに、それで物事が単純になるどころか、紛糾するなら、手がかりのほうに問題があるのだ…… 作家シムノンが生涯を通じて書き続けた〈メグレ警視シリーズ〉の最初期の傑作二篇を合本。早晩、結実する〈硬い小説(ロマン・デュ―ル)〉を彷彿とさせる舞台で、偏見持ちで情の深いメグレ警視ならではの人間観察が冴える、じっくり味読したい探偵小説が新訳で復活! ……そこに漂う雰囲気、物語の様相、緊迫感、ユーモア、そしてなによりも人の情、憐れな、不運な人々についての理解、とりわけ若者たちについての理解、どれをとってもシムノンほど私の好みにぴったりくる作家はいません。――ジョン・クーパー・ポウイズ 私とシムノンが近しいのは、シムノンもまた、登場人物たちがどういう地形の中で、どういう環境の中で動き回っているのか正確に知ることを必要としているからです。――パトリック・モディアノ シムノンを読むたび強く感じるのは友情だ。人としてのシムノンはあまり好きじゃないが、彼の作品は大好きだ。どの作品を読んでも、友に再会したような気分になる。――ピエール・ルメートル メグレは法を体現する者であり、犯罪人を暴く義務を負ってはいるかもしれないが、けっして裁くことはない。そこに彼の強さがあり、人間らしさがある。メグレは過ちを犯す人々の上にいるのではない。傍らにいる。――フィリップ・クローデル メグレは全編かけて人殺しという幻影を追いかけるかわりに、犯罪者に掛かっているベールを一枚いちまい剥いでいく。知らず知らずのうちに読者は、どうしてもそう振る舞わざるをえなかったその人物の心情を受け入れられるようになっていく。――トマ・ナルスジャック シムノンはとても洗練されています。きわめて簡潔で、それでいて喚起力の高い描写を見事に行う。とても映画的なんです。――パトリス・ルコント 【著者略歴】ジョルジュ・シムノン(Georges Simenon 1903–89) ベルギーのリエージュ生まれ、フランス語圏の作家。十代半ばから地元紙の記者として旺盛な執筆意欲を発揮し、一九二二年にパリへ出て作家活動を始める。複数のペンネームでコント、恋愛小説、冒険小説を量産、また船でフランス国内や近隣国を巡り見聞を広める。1931年より初めて本名名義による〈メグレ警視〉シリーズを刊行、大好評をもって迎えられた。以後、〈メグレ警視〉ものと並行して、『雪は汚れていた』(1948)など緊張感に満ちた長編群〈硬い小説(ロマン・デュール)〉も多数執筆。1955年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)会長を務め、後に巨匠賞も受賞(1966)した。 【訳者略歴】 中村佳子(なかむら・よしこ) 1967年、広島県生まれ。広島大学文学部哲学科卒。訳書にモーパッサン『ベラミ』(角川文庫)、コンスタン『アドルフ』、バルザック『ゴリオ爺さん』(以上、光文社古典新訳文庫)、ウエルベック『ある島の可能性』『闘争領域の拡大』(以上、河出文庫)、マッコルラン『黄色い笑い/悪意』(共訳、国書刊行会)など多数。 #
by genkishobou
| 2025-10-14 10:19
| 新刊情報
2025年 10月 14日
![]() 赤尾光春・原田義也(編) ウクライナ文化の挑戦 激動の時代を越えて 予価:本体価格4,800円+税 予定ページ数:504頁 A5判ISBN978-4-86488-335-1 C1039 刊行予定:2025年11月下旬 復権する「ウクライナ文化」 その実践のダイナミズムを捉え ウクライナの国民意識の核心に迫る! 22名の論者による学際的考察が明かすウクライナ文化の真相 ロシアとヨーロッパのはざまで引き裂かれ、複雑な歴史形成を余儀なくされてきた国ウクライナ――民俗、習慣、言語活動、文学、音楽、芸術の諸領域におよぶウクライナの文化実践の動向を学際的に考察。「ロシア世界」からの解放へと向かうウクライナ文化の最前線を総展望する、本格的なウクライナ文化論集。 キエフ・ルーシの時代に遡り、コサックによるヘチマン国家の台頭を経て歴史的に形成されたウクライナの国民意識は、ポーランド王国とロシア帝国、そしてソ連邦による長年の支配を通じて独立と隷属のはざまで揺れ動き、ソ連崩壊を契機とした独立以降にはロシアとヨーロッパのはざまで引き裂かれてきました。そして、ロシアの侵略という国家存亡の危機を経た今、ウクライナの国民的アイデンティティは様々な文化実践を通して劇的な変貌を遂げつつあります。――「序章」より 【目次】 序 章 (赤尾光春) 第一部 「ロシア世界」との決別 第一章 故郷(ホーム)の境界を拡大する――私たちすべてのための物語(ヴィクトリア・アメーリナ/作家) 第二章 帝国主義、覇権、ロシアのウクライナ侵攻(クセニア・オクサミトナ/国際政治学) 第三章 「どこにもいない国民」を地図化する――「帝国的知」の有害な魔力と脱植民地化の課題(ミコラ・リャブチュク/ウクライナ政治) コラム① ドイツ占領下のウクライナをめぐる日本の報道――一九四一年六月~十月(池田嘉郎/近現代ロシア史研究) 第二部 ウクライナ文化の源流を辿る 第四章 ザスラーウシケィイ公の世界修復論(原真咲/ウクライナ文学) 第五章 ヘチマン国家時代から十九世紀前半におけるウクライナの表象形成と歴史観(大野斉子/ロシア文学・文化) 第六章 言語の禁止に抗して――二つの帝国下におけるウクライナ文化人の連携(イーホル・ダツェンコ/ウクライナ語史・歴史社会言語学) コラム② イワン・コトリャレウシキーの『エネイーダ』――近代ウクライナ文学を切り拓いたパロディ(上村正之/ロシア文学・ウクライナ文学) 第三部 芸術に見るウクライナ精神の系譜 第七章 歌が織りなす共同体――ウクライナの歴史と民謡の力(オリガ・ホメンコ/歴史・文学・文化) 第八章 ウクライナ映画を立体的に見る――オレフ・センツォフとセルゲイ・ロズニツァを軸として(梶山祐治/旧ソ連諸国および中東欧の映画) 第九章 戦時の美術表現――現代ウクライナ作家の軌跡(鴻野わか菜/ロシア東欧美術・文学・文化) コラム③ 精神性の継承――『火の馬』『妖婆 死棺の呪い』『ノスタルジア』(沼野恭子/ロシア文学・文化) 第四部 抵抗としての詩作と笑い――戦時下の文芸と娯楽 第十章 影の劇場――戦時下における詩の読解と翻訳(アメリア・グレイザー/ウクライナ、ロシア、イディッシュ文学) 第十一章 戦争を生き抜くための言葉――二〇二二年二月二十四日以降に書かれた詩をめぐって(原田義也) 第十二章 ロシア・ウクライナ戦争と笑い(赤尾光春) コラム④ ウクライナにおける法令関係データベースの操作性(田上雄大/ウクライナ地域研究・憲法学) 第五部 言語とアイデンティティ――対ロシア戦争とウクライナ「国民」の誕生 第十三章 ロシアによるウクライナ侵攻の言語的背景(池澤匠/スラヴ語学・言語接触・言語表象) 第十四章 言語は戦争と関係があるのか?――ウクライナ東部からの避難民のナラティヴに見る言語とアイデンティティ交渉(ユリヤ・ジャブコ/対照言語学・社会言語学) 第十五章 ウクライナ人とは誰か――侵略を受けて変化するアイデンティティ認識(平野高志/ウクライナ内外政・クリミア問題・ウクライナ語) コラム⑤ ウクライナ・ディアスポラと共に消えた日本人のウクライナ研究(岡部芳彦/日本ウクライナ交流史) [特別寄稿❶] ウクライナについて学ぶ――慶應義塾大学での試み(熊野谷葉子/ロシア民俗学) [特別寄稿❷] 日本の言論空間に「主体としてのウクライナ」を(加藤直樹/東アジアと日本の近現代史) あとがき――「文化」は何に対して挑戦するのか(原田義也) 【編著者略歴】 赤尾光春(あかお・みつはる) 国立民族学博物館特任助教。ウクライナ/ロシア地域研究・ユダヤ文化研究。共編著に『ユダヤ人と自治――中東欧・ロシアにおけるディアスポラ共同体の興亡』(岩波書店、二〇一七年)、論文に「ロシア語を話すユダヤ人コメディアンVSユダヤ人贔屓の元KGBスパイ」(『現代思想』二〇二二年六月臨時増刊号)、「水面下の代理戦争――ユダヤ・ファクターから見たウクライナとロシアの動向」(『現代思想』二〇一四年七月号)、"A New Phase in Jewish-Ukrainian Relations?: Problems and Perspectives in the Ethno-Politics over the Hasidic Pilgrimage to Uman," East European Jewish Affairs, 37-2(2007)、共訳書に、デル・ニステル/ドヴィド・ベルゲルソン『二匹のけだもの/なけなしの財産 他五篇』(幻戯書房、二〇二二年)他。 原田義也(はらだ・よしなり) 明治大学国際日本学部・大学院国際日本学研究科兼任講師。近現代ウクライナ文学。共編著に『ウクライナを知るための六五章』(明石書店、二〇一八年)、論文に「時代が変える言葉、時代を変える言葉――戦時下のウクライナにおける言語行為の諸相」(『ロシア・東欧研究』第五三号、二〇二四年)、「オレーナ・テリーハはいかにしてウクライナの詩人となったか」(『三田文學』第一五二号、二〇二三年)、「現代のマドンナは何を祈るか――リーナ・コステンコの詩的世界」(『明治大学国際日本学研究』第一〇巻一号、二〇一八年)他。 #
by genkishobou
| 2025-10-14 09:29
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