全国紙や文芸誌でも発言している、今、注目の政治思想学者の時評・書評集刊行!
専門に捉われない広い視野で、現実を見つめる絶妙なバランス感覚。イデオロギーが死語となった今、求められる「教養」とは?
苅部 直時評・書評選
鏡のなかの薄明
四六上製 272頁 本体予価2800円 ISBN978-4-901998-59-8 C0095
2010年
9月下旬刊
◆本書の構成と言及されていること◆
●社会の風景
●1968年 日の丸・君が代 ネットカフェ難民/ニート/裏社会 天皇・皇室 など
●戦争と政治をめぐって
●
外交・国際政治 政治家 選挙・投票 改憲 教育/環境 など
★本のソムリエ★ 「読売」掲載のTPOに応じた読書案内
●文化の断面
●現代アート(コーネル、ジャコメッティ、草間弥生ほか) 映画 クラシック音楽 演劇 思想 文学(石牟礼道子、井上荒野、平野啓一郎、田口ランディ、川上弘美、高山文彦ほか) 本 などなど
著者紹介◆苅部 直(かるべ ただし、1965年 - )
専門は、日本政治思想史。東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授。著書に『光の領国 和辻哲郎』(創文社 95年)、『丸山眞男―リベラリストの肖像』(岩波新書 06年・サントリー学芸賞)、『移りゆく「教養」』(NTT出版 07年)などがある。