60年代以降の文化シーンに立ち会った<反骨の遊び人>の証言(アジテーション)
大木雄高(おおき・ゆたか)
下北沢祝祭行 レディ・ジェーンは夜の扉
を4月中旬に刊行いたします。
池澤夏樹さん、
小泉今日子さん推薦
小泉さんご多忙につき執筆の時間がとれず、断念
新たに、リリー・フランキーさんに推薦をいただけることになりました。
時代には背景がある。怒りを覚える事件も、
共感する人物も、ときどきに。
だからずっと、怒りも共感もエネルギーにして、
今を楽しむ術を探ってきた。遊ぶためには
周到な準備が、相応のこだわりがいるのである。
45年生まれの著者は、東京・神田の大学に進み、演劇活動に明け暮れ、文学、音楽、映画を味わい、社会に反発し、挫折も経験し、その後、下北沢にジャズバー「
レディ・ジェーン」をオープン。クリエイターの溜まり場となる。本書にも登場するのは、松田優作、藤竜也、桃井かおり、黒田征太郎、山下洋輔、三上寛、浅川マキ、原田美枝子、石橋凌、浜田真理子、渡辺香津美、近藤等則、あがた森魚、加川良、トム・ウェイツなど、ミュージシャンはもちろん、多ジャンルの人たちの交遊の場となっている。
本書は60年代から90年代の思い出を織り交ぜたミレニアムを挟む10年分のクロニクル。
◆本文より
◆国家や秩序や組織の繋がり、つまり社会契約から爪弾かれた時、自己同一性をもちこたえられるかが、「はみだし」なるものだとしたら、七〇年安保を直前にして沖縄返還闘争を流血で闘う状況直接参加型の学生や労働者より、公に対して私の私怨を決行する「はみだし」の方が正しかった。
A5ソフトカバー 288頁 図版多数 本体予価3,200円
ISBN978-4-901998-72-7 C0095
装画・黒田征太郎(本書のための描き下ろし)
ご期待ください。