◆人気時代小説家の埋もれていた随筆、初の書籍化 折々に書かれた珠玉の42編
池波正太郎
一升桝の度量
作家デビュー前の新国劇時代の最も古い随筆から、晩年の紀行文まで、折々に書かれた珠玉の42編。
講談社版『池波正太郎未刊行エッセイ集』(全5巻 2003年刊のち文庫化)にも収録されず、今回はじめて、書籍化されるものです。
◆没20+1年記念出版◆
◆四六上製 192ページ 予価1800円+税
◆ ISBN978-4-901998-74-1 C0095
この〔日本〕という小さな島国を一升マスにたとえてみようか。それは実に、一升しか入らぬ小さな国土なのである。戦後、その小さなマスへ、一斗も二斗もある宏大な国に生まれた機械文明を取り入れてしまい、国土も国民の生活も、これに捲き込まれて、どうしようもなくなってしまった。(本文より)
2011年5月中旬刊行
さらに1点
2007年に刊行の
饗庭孝男
花 四季の詩想
の
新装版を刊行いたします。
◆A5変上製(正寸より小さめ) 200ページ 2600円+税
◆ISBN978-4-901998-73-4 C0095
こちらも
2011年5月中旬刊行です。