原発の棄民の構造と矛盾を描いた傑作、初の単行本化
野坂昭如
終末処分
2012年9月20日頃刊
原発を丹念に取材して創作された問題作。
日本の「原子力ムラ」が形成されていく過程が描かれ、
フクシマの現実を、スリーマイル、チェルノブイリよりも早く、34年前、野坂昭如は予見していた!
今まさに多くの人にむけて『20世紀断層 野坂昭如単行本未収録小説集成』より
「シングルカット」して刊行!
四六上製 192頁 本体予価1,900円 ISBN978-4-86488-005-3 C0093
装幀:緒方修一
■予見された《原発→棄民》の構造 そして《棄民再生》の道は?
■あらすじ
■戦後の原発黎明期、東大出身の銀行員・高畑は電源開発公社に出向。その後アメリカに留学し、原子力を学ぶ。アメリカ製原発の日本導入にもかかわり、原子力の平和利用のパイオニアとなったエリート。「原子力ムラ」に身をおきながら、原発に懐疑的になっていく。原発に疑問を抱いたエリートは、人生を転落させていく。
■野坂昭如本書のために書き下ろし
大量生産、大量消費に終わりが来る時
を巻末に収録!
「もう手遅れかもしれない。だが、立ちどまるなら今だろう。さもなければ、日本の未来は飢えに喘ぎながら、放射性物質と、そのゴミに埋もれ、力なく死んでいくしかない。」
南木佳士 作家生活30周年 還暦記念出版 第2弾
猫の領分 南木佳士自選エッセイ集
2012年9月20日頃刊
現役医師にして芥川賞作家の南木佳士、デビュー30周年の最後をかざる自選ベストエッセイ集。
既刊エッセイ集9冊から厳選した65篇に、20篇の単行本初収録のエッセイを新たに加えた
全85篇のクロス装愛蔵版。特別検印付の限定2000部。
『熊出没注意 南木佳士自選短篇小説集』と対をなす一冊。
四六上製 クロス装 368頁 本体 2,900円 ISBN978-4-86488-006-0 C0095
奥付に
特別検印つき 装幀:間村俊一
【もくじ】
根 『ふいに吹く風』(文藝春秋1991年)より
幹 『医者という仕事』(朝日新聞社1995年)より
『臆病な医者』(朝日新聞社1999年)より
枝 『冬の水練』(岩波書店2002年)より
葉 『急な青空』(文藝春秋2003年)より
『天地有情』(岩波書店2004年)より
花 『からだのままに』(文藝春秋2007年)より
『生きのびる からだ』(文藝春秋2009年)より
『生きてるかい?』(文藝春秋2011年)より
実 書籍初収録エッセイ20篇
2点ご期待ください。