「本文二段組500P超厚さ50ミリ本」フェア記念トークイベント
重厚長大な読書について、大学生が語りあう夕べ
が
ジュンク堂書店 池袋本店
で開催されます。
開催日時:2014年10月02日(木)19:30 ~
◆以下 ジュンク堂書店のサイトより
ライトでわかり易いものが喜ばれる昨今、あえて、絶滅危惧種ともいうべき<本文二段組500P超厚さ50ミリ本>の読書に挑むという、挑戦的かつ挑発的なフェアを企画し、丸善・ジュンク堂の18店舗で展開してみたところ、数は多くないものの、確実に一定の読者の方々に支持されていることがわかりました。
<本文二段組500P超厚さ50ミリ本>のような書籍形態は、出版社としても敬遠しがちですが、逆に言えば、たとえこのような分厚さ・高額になっても、どうしても世に出したいと編集者に思わせるような中身の濃いものばかりです。
このたび、この無謀ともいえる読書に挑みたいという大学生(院生)に集ってもらい、各自実際に1冊ずつ読んで発表してもらうという機会を設けました。
内容の魅力をお伝えすることはもちろんのこと、むしろ、この重厚長大な書物に対していかに取り組んだか、その結果、得るものが何であったか、ということを力いっぱいプレゼンしていただきます。
◆発表者紹介◆
小櫃暢太郎(立教大学大学院)=『定本 久生十蘭全集1巻』/幾浦裕之(早稲田大学大学院)=『アーレント=ブリュッヒャー往復書簡―1936-1968』/齋藤瑠花(早稲田大学大学院)=『苦界浄土』/三戸あゆか(早稲田大学大学院)=『李賀―垂翅の客』/南信彦(早稲田大学大学院)・座主雄太(立教大学)=『2666』/和田祥子(早稲田大学)=『
終着駅は宇宙ステーション』(
幻戯書房 刊)/柴田寿真(早稲田大学)・中山麦子(早稲田大学)=『そしてエイズは蔓延した』/吉村快(早稲田大学)=『隅の老人【完全版】』/原みなと(早稲田大学大学院)=『フロイトの生涯』/林周斗(東京大学大学院)=『ゲーデル、エッシャー、バッハ』/標彩実(早稲田大学)=『鎮魂と再生』
◎司会進行=作品社編集部 青木誠也