銀河叢書 第4回配本
野坂昭如 自伝的エッセイ
マスコミ漂流記
焼跡闇市派の昭和30年代×戦後メディアの群雄の記録
セクシーピンク、伊東に行くならハトヤ、おもちゃのチャチャチャ、ヒッチコックマガジン表紙モデル、漫才コンビ結成、CMタレント、プレイボーイ、女は人類ではない、そして「エロ事師たち」…… TV草創期の舞台裏を克明に描いた、作家デビューまでの自伝的エッセイ、初の書籍化。
■256頁 本体2800円 解説・村上玄一
ISBN978-4-86488-082-4 C0395
★本書の主な登場人物 三木鶏郎、永六輔、丸谷才一、小林信彦、五木寛之、吉行淳之介、三島由紀夫、宇能鴻一郎、小沢昭一、今村昌平、戸川昌子、生島治郎、前田武彦、野末陳平、青島幸男、大橋巨泉ほか
2015年9月25日頃刊行!
●著者紹介 (のさか・あきゆき)一九三〇年生まれ。四十三年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞。著書多数。
銀河叢書 第5回配本
串田孫一 晩年の随想集
記憶の道草
抽斗の中には何が入っているのか。
私にとっては何ひとつ捨て難い我楽多である。
仕事部屋の愛用品、移りゆく季節、友人との語らい……
哲学のエスプリと豊かな詩心で綴る円熟のパンセ。
生誕百年、百の随想。晩年の文業を初集成。
■352頁 本体3900円
ISBN978-4-86488-083-1
2015年10月23日頃刊行!
●著者紹介 (くしだ・まごいち)哲学者、詩人、随筆家。
1915年11月12日、東京に生まれる。39年に東京帝国大学文学部の哲学科を卒業。フランスのモラリストを研究するかたわら、上智大学で論理学の講師を務め、文芸雑誌「冬夏」を主宰する。戦後、国学院大学、東京外国語大学などで教鞭を取る一方、哲学、人生論、詩、童話など、幅広い分野で執筆活動を展開、多くの読者を集めた。65年からは文筆に専念し、その著書は翻訳や編著も含めると400冊以上に及ぶ。『若き日の山』『山のパンセ』など山に関する作品も多数。山の文芸誌といわれた「アルプ」の編集にも創刊から終刊まで携わった。
2005年7月8日、卒寿を目前にして老衰のため逝去。
◆銀河叢書 既刊
小島信夫 評論随筆集
風の吹き抜ける部屋
ISBN978-4-86488-063-3
本体4300円
※堀江敏幸氏絶賛!
田中小実昌 短篇集
くりかえすけど
ISBN978-4-86488-064-0
本体3200円
※池内 紀氏、岡崎武志氏絶賛!
舟橋聖一 未完の自伝
文藝的な自伝的な
ISBN978-4-86488-069-5
本体3800円
舟橋聖一 評論・随筆集
谷崎潤一郎と好色論
ISBN978-4-86488-070-1
本体3300円
島尾ミホ 未完の長編
海 嘯 (かいしょう)
ISBN978-4-86488-076-3
本体2800円
石川達三 日記・評論
徴用日記その他
ISBN978-4-86488-077-0
本体3000円