7月新刊情報 2

島津義晴
手書きの効用　文字をデザインしよう
B5判変型並製・112頁予定
本体価格1,300円予価
ISBN978-4-86488-153-1

2018年７月末刊予定

【著者紹介】
島津義晴　1949年生まれ、福岡県出身。デザイン会社社長、美術学校講師を務める。ブックデザイナー、タイポグラファー。

脱習字宣言
書く文字をデザインする！
字が汚い、下手はもう卒業！
さいきん、手書きでハガキ出してますか？ 気持ちを伝えるならEメールより手紙。だけど字がうまくない。ペン習字も挫折しちゃう。そんな貴方に朗報。いまの文字を少しデザインしていくだけで、楽しく手紙やハガキが書けてしまう一冊です。
どういう筆記用具がいいのか？ 自分の文字の特徴を活かす。文章はどういう風に書こう？ 基本的な悩みを熟練の書家であり、デザイナーである著者が丁寧に指導します。
お手本は要りません、あなたの自由な字を羽ばたかせる画期的手書き講座です。

【おもな内容】
はじめに　今だからこその手書き、その効果、目指したいこと
第1部　文字をデザインで描くこと
手書きの葉書が心をつなぐ／記号を書くか字を書くか／記号で字を書く／「記号的に書く」ことの意味／図形としてデッサンとして字を考える／平仮名の方が難しい？／自分のフォント作りを目指そう
第2部　実践編
その１　筆記用具選び　一番難しい筆記道具／筆ペンとレイアウト／実は面倒な万年筆／万年筆を使ってみよう
その２　「自分の字」を作ろう→筆記用具によっての書き方
その３　POPで表現を学ぶ ／左利きと書道／インパクトと簡潔さ／かるたのカード作り／自分の字の型を持とう
その４　葉書を書いてみよう／いつ頃手紙を書いていた？／字が汚くても心は伝わる／同じ文章でも縦書きにすると…／名文句をさらに良く見せるには／型にとらわれない手紙
おわりに　手書きの自由さ、上級者になっていくとこうなる