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ご購入に関するお問い合わせは、メールにて受け付けております。 メール:genki@genki-shobou.co.jp TEL03-5283-3934 幻戯書房刊行の書籍の詳細は小社ホームページをご覧ください。 幻戯書房 (げんきしょぼう)は 歌人で作家の辺見じゅんが、父であり、角川書店の創立者である角川源義の創業の精神を受け継ぎ、設立した出版社です。 ライフログ
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2020年 03月 24日
ルリユール叢書 ヴィットーリオ・アルフィエーリ 菅野類=訳 アルフィエーリ悲劇選 フィリッポ サウル 予価:本体価格3,600円+税 予定ページ数:324頁 四六変形・ソフト上製 ISBN978-4-86488-195-1 C0397 刊行予定:2020年4月末 死ぬがいい、裏切り者め。だがその前に、 邪悪なひと組の情人よ、 我が恐怖の言葉を聞け。──汚らわしき貴様らよ。わしはすべてを、 そう、すべてを知っている。 若きスタンダールとバイロンを熱狂させた異形の才能 18世紀イタリア最大の劇作家アルフィエーリ── 王家の親子の確執を描いた『フィリッポ』、 正気と狂気の狭間をゆれ動く古の王『サウル』の 傑作悲劇二篇を収録。本邦初訳。 激越な感情と詩情がせめぎあう 人間悲劇の傑作 【「訳者解題」より】 時代によって評価に濃淡の差はあれど、二十世紀イタリアの偉大な思想家ベネデット・クローチェ(Benedetto Croce 一八六六‐一九五二)が、そこに新たな精神性の発現を認めて「原ロマン主義者 protoromantico」の名を与えたように、アルフィエーリは一般的にロマン主義の先駆者として知られている。多くの女性と孤独を愛し、情熱と憂愁の間を揺れ動きながらヨーロッパ各地を転々とする『自伝 Vita scritta da esso』での自画像は、いわゆる「ロマン主義」という言葉から連想される詩人像に似つかわしい。しかし、アルフィエーリが「新しい文学」の担い手として位置づけられたのは、なによりも、自由を求め圧政と戦う英雄を好んで描いたその作風によるものだろう。 【著者略歴】 ヴィットーリオ・アルフィエーリ(Vittorio Alfieri 1749–1803) イタリアの悲劇詩人。ピエモンテ地方のアスティに生まれる。フランス古典演劇に代表される合理的な筋の運びと流麗な言語運用からは一線を画す作劇法を追求、追い詰められた人間の不安と苦悩をサスペンス性の高い表現法で描出した。登場人物への極度の一体化を要求するその作風はロマン主義期の作家たちに好まれ、権力を嫌う非順応主義的な思想と生き方は、後のイタリア統一運動や反ファシズム運動期の思想家・活動家の精神的拠り所とされた。 【訳者紹介】 菅野類(かんの・るい) 1975年、宮城県白石市生まれ。京都大学文学部文献文化学専攻イタリア語学イタリア文学専修研究指導認定退学。現在、京都大学ほか講師。専門は18世紀イタリア文学(悲劇および小説)。 ジャコモ・レオパルディジャコモ・レオパルディ 國司航佑=訳 断 想 集 予価:本体価格2,900円+税 予定ページ数:232頁 四六変形・ソフト上製 ISBN978-4-86488-196-8 C0398 刊行予定:2020年4月末 日常生活において、何より許されざるものと考えられているのは不寛容である。実際、不寛容以上に許容されていないものはない。 イタリア人に最も愛された大詩人にして、ショーペンハウアー、ニーチェ、ベンヤミン、カミュ、 夏目漱石、芥川龍之介、三島由起夫ら東西の文人に影響を与えた 19世紀イタリアの思想家・哲学者レオパルディ── 実存主義に先駆けた、「人間と事物の本性」をめぐる 遺作の哲学散文集。 碩学レオパルディが最後に遺した人間社会についての哲学の思索 【訳者解題より】 『断想集』の批判の矛先は、彼の生きた時代に、ひいては文明そのものに向けられている。レオパルディ曰く、近代は「何も作ることが出来ない」のに、「すべてを作り直せると己惚れている」時代(「断想11」)であって、「徳」ではなく「商業と金銭」ばかりを追求している時代(「断想44」)なのだ。レオパルディの文明に対する嫌悪は、ギリシア・ローマを中心とした古代世界とフランスを中心とした近代世界を徹底的に比較した結果生じたものであろう。フランス革命を機に民衆が歴史の表舞台に登場した時代を近代と呼ぶならば、優れた個人と悪しき集団の間の対立は、そのまま古代世界と近代世界の間の対立にもなる 【著者略歴】ジャコモ・レオパルディ(Giacomo Leopardi 1798–1837) イタリアの詩人・哲学者。中部イタリアの小村レカナーティに生まれる。崇高な抒情詩と深い哲学的考察によって知られ、ウンガレッティの詩法、パヴェーゼの神話的世界観など、後のイタリア文学にも大きな影響を与えた。主著に、散文集『オペレッテ・モラーリ』、詩集『カンティ』がある。 【訳者紹介】 國司航佑(くにし・こうすけ) 1982年、東京生まれ。2015年、京都大学にて博士号(文学)を取得。現在、京都外国語大学専任講師。著書に『詩の哲学──ベネデット・クローチェとイタリア頽廃主義』(京都大学学術出版会)、“Rendiamo omaggio a Gabriele d’Annunzio”. Lettura crociana di d’Annunzio(«Archivio di storia della cultura», anno XXVI)がある。
by genkishobou
| 2020-03-24 16:27
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