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ご購入に関するお問い合わせは、メールにて受け付けております。 メール:genki@genki-shobou.co.jp TEL03-5283-3934 幻戯書房刊行の書籍の詳細は小社ホームページをご覧ください。 幻戯書房 (げんきしょぼう)は 歌人で作家の辺見じゅんが、父であり、角川書店の創立者である角川源義の創業の精神を受け継ぎ、設立した出版社です。 ライフログ
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2024年 05月 16日
ポンペイ最後の日 〈上・下〉 予価:〈上巻〉本体価格4,000円+税/〈下巻〉本体価格4,000円+税 予定ページ数:〈上巻〉424頁/〈下巻〉372頁 四六変形・ソフト上製 〈上巻〉ISBN978-4-86488-301-6 C0397 〈下巻〉ISBN978-4-86488-302-3 C0397 刊行予定:〈上巻〉2024年6月下旬/〈下巻〉2024年7月下旬 ヴェスヴィオ山爆発で壊滅したポンペイを舞台に、ギリシアの美女をめぐる青年貴族とエジプト人魔術師の対決を軸に、遺跡発掘調査に基づき、当時のローマ文化と風俗、退廃的な文化と生活を描く波乱万丈の歴史小説。ヴィクトリア時代にゴシック小説を復活させたブルワー゠リットンの、一大恐怖絵巻がくり広げられる不朽の名作の完訳。 数々の映画化で世界的に有名な小説であり、娯楽作品でありながら、人間の諸問題をあつかう大作。 巨大な円形闘技場には石造りの座席が段々にせりあがっていて…うっすらと不気味な霧が立ちのぼり、しだいに濃く、暗さを増し…まばらな木々の葉におおいかぶさるように立ち籠めていた。この街は…現在そこを訪れる者の目には〈死者の都市〉のように見えるのだが、十七世紀前のこのとき、すでに〈死者の都市〉の相貌をあらわしていた。 この作品に匹敵するような作品がこれまで書かれたことがあるだろうか。レンブラントの筆でさえ、光と影を使って、これほどまでに真に迫る破滅的な効果をうみだすことはなかった。――「エグザミナー」誌『ポンペイ最後の日』評 これほどみごとでおもしろいフィクションは、これまでなかった。『ポンペイ最後の日』! いまとなっては、もう二度とポンペイに最後の日はやってこないだろう。きみ[ブルワー]は博学な研究者以上のことをなし遂げた。わたしたちは好きなときに、この町に入って行ける。盲目の花売り娘のあとを追いながら、町を縫って進むことができる。それに、剣闘士といっしょに居酒屋に入り、アマゾネスを見ることができるのだ。わたしはぶるぶる震えながら、自然のとてつもない惨事を目撃した。そして、魔法使いたちをじっと見ているうちに、まぼろしに圧倒されてしまった――気がつくと、再び、ひとりで肘掛け椅子にすわっていて、胸をなでおろした。――アイザック・ディズレーリ 創造的な芸術家として、ブルワーが偉大な芸術家であるのは議論の余地がない。この点において、彼の作品は同時代の作家、あるいはほとんど[あらゆる時代]の作家の作品を凌駕している。…彼は実にみごとなまでに作品の構想を自家薬籠中のものとし、登場人物と事件を生き生きと描きながら、からみあったプロットをいともやすやすと巧みに発展させる。彼はあらゆる素材をうまく使い……みずからの力をひとつの結末に集中させるのである。――「ナショナル・レヴュー」『ポンペイ最後の日』評 ブルワーは…偉大な才能をもっていた。…高い教育を受け、その博識をいつでも用いることができた。そうして生みだされた小説から読者は多くのことを学ぶことができるし、また学ばなければならないのだ。…彼は幅広い読書をして、いつも読書から得た知識を読者の利益になるように与えようとしていた。その結果、ブルワーの小説を読めば、娯楽以上のものが得られるのである。――アンソニー・トロロープ 【著者略歴】 エドワード・ブルワー゠リットン(Edward Bulwer-Lytton, 1803-73) イギリスの小説家、詩人、劇作家、政治家。男爵。ケンブリッジ大学卒業。一八三一年より政界で活躍、植民地大臣まで務めた。社交界小説や犯罪小説、歴史小説、ゴシック小説など、多彩な作風の作品で成功を収めた。代表作は『ぺラム』、『ポンペイ最後の日』。ほかに犯罪小説『ポール・クリフォード』『ユージン・アラム』、歴史小説『リエンツィ』、オカルティズム恐怖小説『ザノーニ』『不思議な物語』『幽霊屋敷』などがある。 【訳者略歴】 田中千惠子(たなか・ちえこ) 首都大学東京大学院(現東京都立大学大学院)人文科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。英文学・表象文化論。大阪大学大学院文学研究科非常勤講師などを務めた。著書に『「フランケンシュタイン」とヘルメス思想̶――自然魔術・崇高・ゴシック』(水声社)、『イギリス・ロマンティシズムの光と影』(共著、音羽書房鶴見書店)、翻訳に『神智学とアジア――西から来た〈東洋〉』(共著、青弓社)などがある。
by genkishobou
| 2024-05-16 16:52
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