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2024年 11月 11日
ミシェル・ビュトール
石橋正孝 監訳 福田桃子、岩下綾、小川美登里 他訳 ミシェル・ビュトール評論集 レペルトワールIV [1974] 予価:本体価格6,300円+税 予定ページ数:544頁 A5・上製 ISBN978-4-86488-312-2 C1098 刊行予定:2024年12月下旬 真に革新的なのは、新しいジャンルを生み出すこと、 諸ジャンルのあいだの均衡を攪乱することだ。 文学の優位性を否定し、断片のエクリチュールにより文学の閾を超え、諸芸術の対等性へ。ビュトール流「旅学(イテロロジー)」は、言語からイメージへ、イメージから言語へと自由に行き来しながら創作゠批評を展開する。「絵画のなかの言葉」を皮切りに、絵画の文学性、文学の絵画性を交錯させる、絢爛たる論理の一大円舞。 地域、言語、芸術の境界を攪乱し、 自らの歴史的厚みを開示するヒエログリフ のような批評が繰り広げられる評論集第四弾! 【目次】 旅とエクリチュール 絵画のなかの言葉 ヴィヨンの韻律法 ヒエログリフとサイコロ フーリエにおける女性的なもの 螺旋をなす七つの大罪 ボードレール小品(オプスクルム・ボードレリアヌム) 短編映画ロートレアモン 実験小説家エミール・ゾラと青い炎 ジルベール・ル・モーヴェの七人の女 もうひとつの七面体 百頭女の語ること 変容 陰険な者たちのパレード ちょっとした合図 モデルの深淵で 魅惑する女(ひと) 流行(モード)と現代人(モデルヌ) 臣従の誓い 私の顔について タイプライター礼賛 今日、あれこれと本をめぐって 解題 【著者略歴】ミシェル・ビュトール(Michel Butor 1926‐2016) フランスの小説家、詩人、批評家。フランス北部モン゠ザン゠バルールで生まれる。ヌーヴォー・ロマン(Nouveau Roman)の作家の旗手のひとりと目される。1956年、小説第二作『時間割』(L’emploi du temps)でフェネオン賞(le Prix Fénéon)を受賞、翌年1957年第三作目の『心変わり』(La Modification)でルノドー賞(le Prix Théophraste Renaudot)を受賞し注目を集めた(主人公に二人称代名詞「あなたは」を採用した小説作品として有名)。1960年に四作目の『段階』(Degrés)を発表後は小説作品から離れ、1962年『モビール──アメリカ合衆国再現の習作』(Mobile: Étude pour une représentation des États-Unis)を皮切りに空間詩とよばれる作品を次々と発表し始める。画家とのコラボレーション作品が数多く、書物を利用した表現の可能性を追究し続けた。文学をはじめ絵画、音楽などを論じた評論集『レペルトワール I~V』(本書、以下五巻で完結)がある。 【監訳者略歴】石橋正孝(いしばし・まさたか) 1974年、横浜生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、パリ第八大学大学院博士課程修了、博士(文学)。現在、立教大学観光学部准教授。専門は十九世紀フランス文学(ジュール・ヴェルヌ)。著書に『大西巨人 闘争する秘密』(左右社)、『〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険──ジュール・ヴェルヌとピエール゠ジュール・エッツェル』、『Michel Butor : à la frontière ou l’art des passages』(共著、ディジョン大学出版局)、『あらゆる文士は娼婦である──19世紀フランスの出版人と作家たち』(共著、白水社)、『鳥たちのフランス文学』(共著、幻戯書房)など。訳書にミシェル・ビュトール『レペルトワールI [1960]』『レペルトワールII [1964]』『レペルトワールIII [1968]』(監訳、幻戯書房)、『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクションII 地球から月へ 月を回って 上も下もなく』(インスクリプト)、レジス・メサック『「探偵小説」の考古学──セレンディップの三人の王子たちからシャーロック・ホームズまで』(監訳、国書刊行会)がある。 【翻訳者略歴】 福田桃子(ふくだ・ももこ) 1978年、神奈川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、パリ第四大学大学院博士課程修了、博士(文学)。現在、慶應義塾大学経済学部准教授。専門は19世紀・20世紀フランス文学(マルセル・プルースト)およびフランス映画。著書に『Les femmes tutélaires dans À la recherche du temps perdu: approche intertextuelle de la figure de la servante』(オノレ・シャンピオン)、『鳥たちのフランス文学』(共編、幻戯書房)など。訳書に、ミシェル・ビュトール『レペルトワールI [1960]』『レペルトワールII [1964]』『レペルトワールIII [1968]』(共訳、幻戯書房)、ジェラール・マセ『フォルチュニのマント』(水声社)がある。 岩下綾(いわした・あや) 1979年、東京都生まれ。パリ第四大学大学院博士課程修了、博士(文学)。現在、慶應義塾大学准教授。専門は16世紀フランス文学(フランソワ・ラブレー)。訳書にG・ヴィガレロ編『感情の歴史I』(共訳、藤原書店)、E・コバスト『100の神話で身につく一般教養』(共訳、白水社)、A・イズリーヌ『ダンスは国家と踊る――フランス コンテンポラリー・ダンスの系譜』(慶應義塾大学出版会)、ミシェル・ビュトール『レペルトワールII [1964]』(共訳、幻戯書房)がある。 小川美登里(おがわ・みどり) 1967年、岐阜県生まれ。カーン大学にて博士号取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。専門は現代フランス文学。著書にLa musique dans l’œuvre littéraire de Marguerite Duras、Voix, musique, altérité: Duras, Quignard, Butor(いずれもラルマッタン社)、 パスカル・キニャールとの共著に、Le Havre-Nagasaki(エルマン社)、『ル・アーヴルから長崎へ』(水声社)。訳書に、クリスチャン・ドゥメ『三つの庵──ソロー・パティニール・芭蕉』(共訳、幻戯書房)、個人訳に『楽園のおもかげ』『静かな小舟』『落馬する人々』『謎──キニャール物語集』『いにしえの光』『秘められた生』、共訳に『さまよえる影たち』(いずれも〈パスカル・キニャール・コレクション〉、水声社)がある。 荒原邦博(あらはら・くにひろ) 1970年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。パリ第四大学大学院博士課程DEA修了、博士(学術)。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専門は近現代フランス文学、美術批評研究。著書に『プルースト、美術批評と横断線』(左右社)、『ジュール・ヴェルヌとフィクションの冒険者たち』(共著、水声社)、訳書にJ・ヴェルヌ『ハテラス船長の航海と冒険』(インスクリプト)、ミシェル・ビュトール『レペルトワールI [1960]』『レペルトワールII [1964]』『レペルトワールIII [1968]』(共訳、幻戯書房)、マリー・ダリュセック『ここにあることの輝き──パウラ・M・ベッカーの生涯』(東京外国語大学出版会)がある。 上杉誠(うえすぎ・まこと) 1984年、東京都生まれ。東京大学人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士課程単位取得退学。パリ第三大学博士課程修了、博士。現在、慶應義塾大学文学部助教。専門は19世紀フランス文学(スタンダール)。訳書に、ミシェル・ビュトール『レペルトワールI [1960]』『レペルトワールIII [1968]』(共訳、幻戯書房)、共著書に、『フランス文学を旅する60章』(明石書店)がある。 笠間直穂子(かさま・なおこ) 1972年、宮崎県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、国学院大学文学部教授。フランス語近現代文学研究、仏日文芸翻訳。著書に『文芸翻訳入門』(共著、フィルムアート社)、『文学とアダプテーション』(共著、春風社)、『鳥たちのフランス文学』(共著、幻戯書房)など。訳書に、マリー・ンディアイ『心ふさがれて』(インスクリプト、第十五回日仏翻訳文学賞)、モーパッサン『わたしたちの心』(岩波文庫)、C・F・ラミュ『詩人の訪れ 他三篇』(〈ルリユール叢書〉、幻戯書房)、ジャン・フランソワ・ビレテール『北京での出会い もうひとりのオーレリア』(みすず書房) 、ジル・クレマン『第三風景宣言』(共和国)などがある。 倉方健作(くらかた・けんさく) 1975年、東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程退学後、同研究科で博士号(文学)取得。現在、九州大学言語文化研究院教授。専門はヴェルレーヌを中心とする近代詩。共著に『カリカチュアでよむ19世紀末フランス人物事典』、『あらゆる文士は娼婦である──19世紀フランスの出版人と作家たち』(以上、白水社)、訳書にポール・ヴェルレーヌ『呪われた詩人たち』(〈ルリユール叢書〉、幻戯書房)、ミシェル・ビュトール『レペルトワールI [1960]』『レペルトワールII [1964]』『レペルトワールIII [1968]』(共訳、幻戯書房)、ピエール・ブルデュー『知の総合をめざして 歴史学者シャルチエとの対話』(共訳、藤原書店)がある。 三枝大修(さいぐさ・ひろのぶ) 1979年、千葉県生まれ。ナント大学博士課程修了、博士(文学)。現在、成城大学経済学部教授。専門は近代フランス文学。共著に『モダニズムを俯瞰する』(中央大学出版部)、『フランス文学を旅する60章』(明石書店)、『ジュール・ヴェルヌとフィクションの冒険者たち』(水声社)、『鳥たちのフランス文学』(幻戯書房)など。訳書にジュール・ヴェルヌ『シャーンドル・マーチャーシュ 地中海の冒険[上・下]』(〈ルリユール叢書〉、幻戯書房)、ミシェル・ビュトール『レペルトワールI[1960]』『レペルトワールII[1964]』(共訳、幻戯書房)などがある。 篠原洋治(しのはら・ひろはる) 1959年、愛知県生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士過程単位取得退学。パリ第八大学博士課程DEA(哲学)取得。現在、早稲田大学政治経済学部非常勤講師。専門はシャルル・フーリエを中心とする近代思想史。共著に『近代思想のアンビバレンス』(御茶ノ水書房)、訳書にルネ・シェレール『ドゥルーズへのまなざし』(筑摩書房)がある。 田中琢三(たなか・たくぞう) 1973年、兵庫県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、パリ第四大学大学院博士課程修了、博士(文学)。現在、お茶の水女子大学准教授。専門は近代フランス文学、比較文学。共編著に『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』(三弥井書店)がある。 堀容子(ほり・ようこ) 1974年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部非常勤講師。専門は現代フランス小説。訳書に、ミシェル・ビュトール『レペルトワールIII [1968]』(共訳、幻戯書房)、ジャック・ランシエール『無知な教師──知性の解放について』(共訳、法政大学出版会)がある。 三ツ堀広一郎[みつぼり・こういちろう] 1972年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。専門は現代フランス文学。訳書に、ミシェル・ビュトール『レペルトワールI [1960]』『レペルトワールII [1964]』『レペルトワールIII [1968]』(共訳、幻戯書房)、ドミニク・ラバテ『二十世紀フランス小説』(白水社)、レーモン・クノー『ルイユから遠くはなれて』(水声社)、フィリップ・ソレルス『本当の小説 回想録』(水声社)、アンドレ・ジッド『法王庁の抜け穴』(光文社)がある。
by genkishobou
| 2024-11-11 16:01
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