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ご購入に関するお問い合わせは、メールにて受け付けております。 メール:genki@genki-shobou.co.jp TEL03-5283-3934 幻戯書房刊行の書籍の詳細は小社ホームページをご覧ください。 幻戯書房 (げんきしょぼう)は 歌人で作家の辺見じゅんが、父であり、角川書店の創立者である角川源義の創業の精神を受け継ぎ、設立した出版社です。 ライフログ
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2025年 10月 14日
![]() 赤尾光春・原田義也(編) ウクライナ文化の挑戦 激動の時代を越えて 予価:本体価格4,800円+税 予定ページ数:504頁 A5判ISBN978-4-86488-335-1 C1039 刊行予定:2025年11月下旬 復権する「ウクライナ文化」 その実践のダイナミズムを捉え ウクライナの国民意識の核心に迫る! 22名の論者による学際的考察が明かすウクライナ文化の真相 ロシアとヨーロッパのはざまで引き裂かれ、複雑な歴史形成を余儀なくされてきた国ウクライナ――民俗、習慣、言語活動、文学、音楽、芸術の諸領域におよぶウクライナの文化実践の動向を学際的に考察。「ロシア世界」からの解放へと向かうウクライナ文化の最前線を総展望する、本格的なウクライナ文化論集。 キエフ・ルーシの時代に遡り、コサックによるヘチマン国家の台頭を経て歴史的に形成されたウクライナの国民意識は、ポーランド王国とロシア帝国、そしてソ連邦による長年の支配を通じて独立と隷属のはざまで揺れ動き、ソ連崩壊を契機とした独立以降にはロシアとヨーロッパのはざまで引き裂かれてきました。そして、ロシアの侵略という国家存亡の危機を経た今、ウクライナの国民的アイデンティティは様々な文化実践を通して劇的な変貌を遂げつつあります。――「序章」より 【目次】 序 章 (赤尾光春) 第一部 「ロシア世界」との決別 第一章 故郷(ホーム)の境界を拡大する――私たちすべてのための物語(ヴィクトリア・アメーリナ/作家) 第二章 帝国主義、覇権、ロシアのウクライナ侵攻(クセニア・オクサミトナ/国際政治学) 第三章 「どこにもいない国民」を地図化する――「帝国的知」の有害な魔力と脱植民地化の課題(ミコラ・リャブチュク/ウクライナ政治) コラム① ドイツ占領下のウクライナをめぐる日本の報道――一九四一年六月~十月(池田嘉郎/近現代ロシア史研究) 第二部 ウクライナ文化の源流を辿る 第四章 ザスラーウシケィイ公の世界修復論(原真咲/ウクライナ文学) 第五章 ヘチマン国家時代から十九世紀前半におけるウクライナの表象形成と歴史観(大野斉子/ロシア文学・文化) 第六章 言語の禁止に抗して――二つの帝国下におけるウクライナ文化人の連携(イーホル・ダツェンコ/ウクライナ語史・歴史社会言語学) コラム② イワン・コトリャレウシキーの『エネイーダ』――近代ウクライナ文学を切り拓いたパロディ(上村正之/ロシア文学・ウクライナ文学) 第三部 芸術に見るウクライナ精神の系譜 第七章 歌が織りなす共同体――ウクライナの歴史と民謡の力(オリガ・ホメンコ/歴史・文学・文化) 第八章 ウクライナ映画を立体的に見る――オレフ・センツォフとセルゲイ・ロズニツァを軸として(梶山祐治/旧ソ連諸国および中東欧の映画) 第九章 戦時の美術表現――現代ウクライナ作家の軌跡(鴻野わか菜/ロシア東欧美術・文学・文化) コラム③ 精神性の継承――『火の馬』『妖婆 死棺の呪い』『ノスタルジア』(沼野恭子/ロシア文学・文化) 第四部 抵抗としての詩作と笑い――戦時下の文芸と娯楽 第十章 影の劇場――戦時下における詩の読解と翻訳(アメリア・グレイザー/ウクライナ、ロシア、イディッシュ文学) 第十一章 戦争を生き抜くための言葉――二〇二二年二月二十四日以降に書かれた詩をめぐって(原田義也) 第十二章 ロシア・ウクライナ戦争と笑い(赤尾光春) コラム④ ウクライナにおける法令関係データベースの操作性(田上雄大/ウクライナ地域研究・憲法学) 第五部 言語とアイデンティティ――対ロシア戦争とウクライナ「国民」の誕生 第十三章 ロシアによるウクライナ侵攻の言語的背景(池澤匠/スラヴ語学・言語接触・言語表象) 第十四章 言語は戦争と関係があるのか?――ウクライナ東部からの避難民のナラティヴに見る言語とアイデンティティ交渉(ユリヤ・ジャブコ/対照言語学・社会言語学) 第十五章 ウクライナ人とは誰か――侵略を受けて変化するアイデンティティ認識(平野高志/ウクライナ内外政・クリミア問題・ウクライナ語) コラム⑤ ウクライナ・ディアスポラと共に消えた日本人のウクライナ研究(岡部芳彦/日本ウクライナ交流史) [特別寄稿❶] ウクライナについて学ぶ――慶應義塾大学での試み(熊野谷葉子/ロシア民俗学) [特別寄稿❷] 日本の言論空間に「主体としてのウクライナ」を(加藤直樹/東アジアと日本の近現代史) あとがき――「文化」は何に対して挑戦するのか(原田義也) 【編著者略歴】 赤尾光春(あかお・みつはる) 国立民族学博物館特任助教。ウクライナ/ロシア地域研究・ユダヤ文化研究。共編著に『ユダヤ人と自治――中東欧・ロシアにおけるディアスポラ共同体の興亡』(岩波書店、二〇一七年)、論文に「ロシア語を話すユダヤ人コメディアンVSユダヤ人贔屓の元KGBスパイ」(『現代思想』二〇二二年六月臨時増刊号)、「水面下の代理戦争――ユダヤ・ファクターから見たウクライナとロシアの動向」(『現代思想』二〇一四年七月号)、"A New Phase in Jewish-Ukrainian Relations?: Problems and Perspectives in the Ethno-Politics over the Hasidic Pilgrimage to Uman," East European Jewish Affairs, 37-2(2007)、共訳書に、デル・ニステル/ドヴィド・ベルゲルソン『二匹のけだもの/なけなしの財産 他五篇』(幻戯書房、二〇二二年)他。 原田義也(はらだ・よしなり) 明治大学国際日本学部・大学院国際日本学研究科兼任講師。近現代ウクライナ文学。共編著に『ウクライナを知るための六五章』(明石書店、二〇一八年)、論文に「時代が変える言葉、時代を変える言葉――戦時下のウクライナにおける言語行為の諸相」(『ロシア・東欧研究』第五三号、二〇二四年)、「オレーナ・テリーハはいかにしてウクライナの詩人となったか」(『三田文學』第一五二号、二〇二三年)、「現代のマドンナは何を祈るか――リーナ・コステンコの詩的世界」(『明治大学国際日本学研究』第一〇巻一号、二〇一八年)他。
by genkishobou
| 2025-10-14 09:29
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