野村悠里小さな製本ノート BIBLIA 1658(画:ディルク・デ・ブライ Dirck de Bray)
ISBN978-4-86488-342-9 C0072
本体4200円
A5変 本文糸かがり 筒形表紙入り 折込表紙(表紙の折り方)は

をご参照ください。104頁 オールカラー
【限定版】2026年
1月末2月下旬刊行予定。製作上の都合により刊行がおくれております。確定次第、改めてお知らせいたします。
17世紀オランダの製本職人(のちに画家)が残した9cm×8cmの、製本の工程を描いた製本されたノート。そのノートをもとに当時の製本技術を分かりやすく解説。造本にもこだわり、当時の製本(留め金つきバンド装)を模して、ベルトがさしこめるノート型の造本(糸綴じ、読者ご自身でベルトを差し込めるように工夫し表紙)、表紙はダッチ・マーブル(Dutch Marble)模様です。
印刷された紙を折り、金づちでたたき、糸と針で綴じる
折丁の背を膠(にかわ)で固める
小口を切って、磨き、染める
全体をプレスして、花布(はなぎれ)を編む
羊皮紙の表紙を折りたたみ、見返しの紙を貼る羊皮紙装をマスターしたら留め金つきバンド装
金具や箔押し、木工の技術も
それらの工程を、道具とともに描いたデ・ブライの製本ノート
著者
野村悠里(のむら・ゆり)
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は、書物装幀史およびルリユール制作。主な著書に、『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』(みすず書房、2017 年)、『或る英国俳優の書棚』(水声社、2024 年)、『美しい書物/アーツ・アンド・クラフツ運動』(幻戯書房、2025 年)。