小村雪岱 画
真田幸治 編
小村雪岱挿絵集2 都新聞連載・子母澤寛「突っかけ侍」より2026年7月中旬刊
本体3600円
ISBN978-4-86488-351-1 C0071 四六上製 予240頁
佐幕か勤皇か――幕末の中で揺れる男と女を活写。
昭和9年(1934)の初出紙を克明に再現。
初めて、その全挿絵206点を収めた一冊。
連載時の「都新聞」演芸欄の題字とカットが雪岱の仕事だったという新情報も紹介。
小村雪岱(こむら・せったい)
本名安並泰助(旧姓小村)明治20年(1887)、埼玉県川越町生まれ。東京美術学校日本画科選科卒業。大正3年(1914)に泉鏡花『日本橋』で装幀家としてデビューし、挿絵画家、舞台装置家としても活躍する。邦枝完二とコンビを組んだ「江戸役者」から始まる「おせん」「お伝地獄」「喧嘩鳶」など、独自の挿絵画風〈雪岱調〉による新聞連載小説挿絵は現在も高く評価されている。昭和15年(1940)歿。
真田幸治(さなだ・こうじ)
昭和47年(1972)、神奈川県横浜市生まれ。平成8年(1996)、日本大学芸術学部美術学科卒業。装幀家、大阪芸術大学文芸学科特任教授。小村雪岱研究をライフワークとしている。雪岱の仕事のほかに雪岱が在籍していた資生堂意匠部、雪岱文字を元にした資生堂書体の論文を発表。編著に『小村雪岱随筆集』『小村雪岱挿絵集』(2018)、『おせん 東京朝日新聞夕刊連載版』(2021)、『江戸役者 東京日日新聞夕刊連載版』(2023)。また、日比谷図書文化館での展覧会「複製芸術家 小村雪岱――装幀と挿絵に見る二つの精華」(2021)では監修を務めた。