幻戯書房NEWS

「みすず書房旧社屋」出版記念写真展

潮田登久子　写真
みすず書房旧社屋
出版記念写真展
が開催されます。

TOKUKO USHIODA SOLO PHOTOGRAPHY EXHIBITION
みすず書房旧社屋
IMAGES NOSTALGIQUES DE L'EDETEUR 《MISUZU》

期日★2016年11月11日（金）～18日（金）
場所★ESPACE BIBLIO〔エスパス・ビブリオ〕
千代田区神田駿河台1丁目7-10　地下1階　（月曜定休、11：30～20：00、但し土曜は12：00～）平日ランチタイム：11時30分～14時）電話：03-6821-5703　エスパス・ビブリオ
■出版記念パーティ■
11月11日　午後5：30～8：00
参加自由

■トークショー■
11月18日　午後6：00（受付開始5：30）
参加費：1500円（要・申込）
お申込みはエスパス・ビブリオまで。

みすず書房旧社屋 (SERIE BIBLIOTHECA)

潮田登久子 / 幻戯書房

11月の新刊

「暮しの手帖」より前の戦争中の花森は何を考えていたのか？

花森安治 著 土井藍生（花森安治の長女） 編
花森安治の従軍手帖

2016年11月下旬刊

Ａ5判上製 256頁　本体予価2500円　
ISBN978-4-86488-110-4 C0095

（写真　1939年の従軍手帖。世田谷美術館蔵）

敗戦以前、花森安治が二度の従軍（38年、43年）と大政翼賛会宣伝部時代に書き残した手帖と書簡類を100余点の写真とともに収録。

【構成】
１　「従軍手帖」を含む39年～45年の手帖５冊
２　妻子宛に送った40年～44年の書簡・葉書13点
３　既刊未収録エッセイ、卒業論文「社会学的美学の立場から見た衣粧」草稿
４　巻末資料　回想談・土井藍生　
　　　　解説・馬場マコト（『花森安治の青春』著者）

◆準（ねら）ふ敵 ふと視線合ひたり
引金ひく、すなはち倒れぬ、
かすかなる音、（39年の従軍時）

◆われらは特別誂の人間に
あらざるなりわれらは国民の一人なり、
国民の一人先づ動かずして何ぞ万の、億の国民動かんや
これ宣伝者の信念なり　　　　　　（44年の手帖より）

花森安治の従軍手帖

花森安治 / 幻戯書房

2017年2月11日～4月9日
世田谷美術館で、
「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」展
本書収録の花森の手帖の現物も展示予定です