正岡子規生誕150年 病といかに向き合うのか 名著から学ぶ
正岡子規
仰臥漫録 附・早坂暁「子規とその妹、正岡律」
四六ソフトカバー 256頁
本体予価2000円
ISBN978-4-86488-122-7 C0095
2017年5月下旬刊
●苦痛、煩悶、号泣、少しの安楽―最後の日々と、それを支えた人びと。文豪が病床生活での感情を余さず記した不朽の名作を、読みやすい大きな文字で。巻末には同郷・松山生まれの名脚本家・早坂暁が、「看護人」としての子規の妹・正岡律に光を当てた長編エッセイを併録。
【本書の特長
】
◇読みやすい大きな文字。新字、新仮名
◇本文への理解が深まる註釈付
◇「元祖エンディング・ダイアリー」の名作を「看護文学」という新たな視点で捉える、早坂暁の長篇エッセイを附す(全体の3割ほど)
正岡子規(まさお か・しき)1867年、現 松山市生まれ。俳人、歌人。1902年死去。
早坂暁(はやさか・あきら)1929年、現 松山市生まれ。脚本家、小説家。ドラマの代表作に『夢千代日記』『天下御免』『花へんろ』など。