幻戯書房NEWS

『「阿佐ヶ谷会」文学アルバム』が東京堂の売上ベストテンに！

ご好評いただいております

『「阿佐ヶ谷会」文学アルバム』

が、読書人の書店、神田神保町の

東京堂書店

にて、

１０位

を記録しました。

まだお読みになっていない読者の皆さま、いますぐ書店へ！

近刊案内

9月中旬発売予定

ホルトの木の下で
堀文子著


乱世を生きた画家が語る、みずみずしい青春の思い出。
芸術好きの堀文子ファンのみならず、女性史・昭和史・ノンフィクション愛好家まで、幅広い読者に最適。

●第一章　誕生から関東大震災まで
都心の屋敷町平河町に生まれ、厳格な両親のもと、好奇心旺盛で繊細な少女へと育っていく幼年時代。なかでも関東大震災で受けた衝撃は忘れられない。

●第二章　永田小学校から府立第五高女へ
自然への眼を養うきっかけとなった遠足など、独特の教育をおこなった父竹雄のエピソード。雲水になりそこねた第五高女時代。2・26事件で見たもの。

●第三章　女子美術時代
キャンパスで出会った不良少女たちとの交流。目の当たりにした日本の軍国化の背景。畏怖と憧れの天才画家柴田安子との交流と想い。

●第四章　戦中・戦後
5月の大空襲で自宅が焼失、青山へ。外交官箕輪三郎との結婚と母親の反対、土門拳ほか新橋「蛇の新」に集まった芸術仲間たちとの交流。

●第五章　海外放浪の旅
夫との死別。ＡＩＧ創業者スター氏との出会い。エジプトから始まる３年間の諸国放浪。帰国後、日本画家として新たな第一歩を踏み出す。

●エピローグ
自然と人間との共存、ヒマラヤの青い芥子の花、全財産を投げ打って救ったホルトの木、そして今……。

A5判変形200頁予価：本体2200円＋税
ISBN978-4-901998-27-7

近刊案内

9月上旬発売予定

出版と社会
小尾俊人著

「一冊の本をひもとけば、質はさまざまであれ、日常の現実をこえた、精神の世界がそこに広がっているはずだ。−出版という営みにむけての、そうした希望が、本書のすべての頁には沁みわたっている」（東京大学法学部教授・苅部直）

講談社、改造社、新潮社、平凡社、文藝春秋、中央公論……
敗戦の年、みすず書房を立ち上げた著者が、
自らの同時代的経験をもとに綴る、
昭和出版史の記録、出版戦国時代の肉声。

◆1300枚の力作！
◆口絵＋別丁（カラー）写真30点！
◆本文写真＋図表130点！

■ マス・プロ／マス・セール路線の開拓
——関東大震災の文化破壊から創造へ
■ 林立する「円本」をめぐる出版戦争
——広告合戦と舌戦による疲弊の果て
■ 文庫コンテンツの争奪戦
——著者と出版者の仁義なき駆け引き
■ 綜合雑誌の興亡
ーー戦前期から言論統制の暗黒時代へ

A5判上製656頁
価格：本体9,500円＋税

近刊案内

８月上旬発売
　
青柳いづみこ・川本三郎監修
『阿佐ヶ谷会　文学アルバム』
A5判上製本・356頁　　定価：本体3800円＋税

「阿佐ヶ谷会」をご存知ですか！
戦前〜戦後しばらく、東京は中央線沿線、阿佐ヶ谷の街で
作家や評論家らが集う文士集団が賑わいを見せました。
井伏鱒二、太宰治、上林暁、木山捷平、青柳瑞穂、
外村繁、火野葦平、小田嶽夫、亀井勝一郎……。
本書は、日本文学史に大きな足跡をのこす「阿佐ヶ谷会」の
全貌がわかる、唯一の読んで楽しい資料集です。

本書に登場する文学者…
井伏鱒二、上林暁、木山捷平、太宰治、青柳瑞穂、外村繁、火野葦平、小田嶽夫、亀井勝一郎、安成二郎、瀧井孝作、村上菊一郎、伊馬春部、河盛好蔵、伊藤整、島村利正、巖谷大四ほか

書き下ろし執筆陣
■青柳いづみこ
■川本三郎
■堀江敏幸
■大村彦次郎
■前田速夫
■岡崎武志
■萩原 茂

『再会の手帖 また逢いたい男たち』 読売新聞・東京新聞にて取り上げられました！

『再会の手帖』が
読売新聞4月26日朝刊　『編集手帳』
東京新聞4月26日夕刊　『自著を語る』
でそれぞれ取り上げられました。

読売新聞『編集手帳』では、小沢昭一さんの語る、先代・林家正蔵とのユニークなエピソードが紹介。
東京新聞『自著を語る』では、著者・関容子さんが、インタヴュー当時の13人のゲストそれぞれとの思い出を語ってらっしゃいます。