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ご購入に関するお問い合わせは、メールにて受け付けております。 メール:genki@genki-shobou.co.jp TEL03-5283-3934 幻戯書房刊行の書籍の詳細は小社ホームページをご覧ください。 幻戯書房 (げんきしょぼう)は 歌人で作家の辺見じゅんが、父であり、角川書店の創立者である角川源義の創業の精神を受け継ぎ、設立した出版社です。 ライフログ
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2020年 10月 13日
クリスチャン・ドゥメ
三つの庵 ソロー、パティニール、芭蕉 小川美登里・鳥山定嗣・鈴木和彦=訳 四六判並製・232ページ 予価:2900円 ISBN978-4-86488-211-8 C1098 刊行予定:2020年11月下旬 みずからの住まい、佇まいの中心に 文学という名の宇宙が存在する H・D・ソロー、パティニール、芭蕉―― 孤高なるユートピアンの芸術家たちがこしらえた 「庵」の神秘をめぐる随想の書。 世界中のすべての隠遁者におくる《仮住まいの哲学》、 孤独な散歩者のための《風景》のレッスン。 ●本文抜粋● ソロー『ウオールデン 森の生活』について ウォールデンの小屋は働かない者の住まいでもなければ、働き者の住まいでもない。 13、14世紀フランドル派の画家、パディニールについて パティニールは空の青を、彼の小屋を見せてくれた。物ではなく、深く穿たれたヴィジョンを。万物の隠れ棲むさまを。 芭蕉について 「たしかに芭蕉は「地の果て」に憧れてはいたものの、彼が旅から学んだのは、どんな境界であれ、結局は私たちが今いる場所を通過するという事実だった。その教えは絶対である。だから、旅路の果てに行き着くには、仮小屋を作るだけで十分なのだ。 ●著者略歴● クリスチャン・ドゥメ(Christian Doumet 1953– ) 1953年、フランス中央部のマコン市に生まれる。パリ高等師範学校を卒業後(文学博士)、グルノーブル大学とパリ第八大学で教鞭をとった後、2015年以降パリ・ソルボンヌ大学教授。またフランス大学学士院のシニアメンバーや国際哲学コレージュのプログラム・ディレクターを務め、客員教授として米国や日本に滞在した。専門はヴィクトル・セガレンであり、3冊の著書・共著に加え、プレイヤッド版『セガレン著作集』(近刊)を監修する。学術的な仕事の傍ら、1987年から現在に至るまで文筆活動を精力的に行ない、すでに30冊以上におよぶ作品を発表している。近代文学および音楽美学に関する評論・エッセーのほか、小説や詩も手がけるなど作品は多岐にわたり、文学、芸術、哲学を自由に横断するその作風は既存のジャンル規定を覆すと評される。 ●訳者略歴● 小川美登里(おがわ・みどり) 1967年、岐阜県生まれ。カーン大学にて博士号取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。専門は現代フランス文学(関心領域は、ジェンダー、音楽、絵画、文学など)。著書に、La Musique dans l'oeuvre littéraire de Marguerite Duras(L'Harmattan, 2002)、Voix, musique, altérité: Duras, Quignard, Butor (L'Harmattan, 2010)、訳書にパスカル・キニャール『落馬する人々』『いにしえの光――最後の王国〈2〉』『謎――キニャール物語集』『秘められた生』(いずれも水声社)など。 鳥山定嗣(とりやま・ていじ) 1981年、愛知県生まれ。京都大学にて博士号取得。現在、名古屋大学准教授。専門はポール・ヴァレリー。著書に『ヴァレリーの『旧詩帖』――初期詩篇の改変から詩的自伝へ』、共編著に『愛のディスクール――ヴァレリー「恋愛書簡」の詩学』、共著に『ヴァレリーにおける詩と芸術』(いずれも水声社)など。 鈴木和彦(すずき・かずひこ) 1986年、静岡県生まれ。パリ・ナンテール大学にて博士号取得。現在、明治学院大学専任講師。訳書にクリスチャン・ドゥメ『日本のうしろ姿』(水声社)、ミシェル・ドゥギー『ピエタ ボードレール』(未來社)、ジェラール・マセ『オーダーメイドの幻想』(水声社)など。 #
by genkishobou
| 2020-10-13 13:22
| 新刊情報
2020年 10月 02日
林完枝
青いと惑い ISBN978-4-86488-210-1 C0093 ¥3500E 四六判並上製 448頁 2020年10月28日頃 刊行予定 「これは、もと大学教員によるささやかな雑文集である」(著者談)。 AMAZED IN THE BLUES――共有され、相互浸透してゆく、文学・映画・音楽の目眩き記憶。幾つもの生が織り成す物語は、1928年12月・東京から1998年4月・イギリスへと円環をなし、一冊の書物となる! 【内容】 誰彼に沈む 海の怪物、森の女王 霧中(just like a mess) Incomplete Autofiction: A Chronicle of My Struggles フェート 恋するルーシー 真理子はいない アプシート 雨、雨 赤、青 カメラータ 障害ゲーム 山姥 わがロビンソナーダ―共有しえぬ記憶 【著者略歴】林 完枝(はやし さだえ)1956年、千葉県生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専攻はイギリス文学。2017年3月、明治学院大学を依願退職。 #
by genkishobou
| 2020-10-02 16:20
| 新刊情報
2020年 09月 15日
![]() ■山の花環 小宇宙の光 予価:本体価格6,500円+税 予定ページ数:604頁 四六変形・ソフト上製 ISBN978-4-86488-208-8 C0398 刊行予定:2020年10月下旬 低き丘でも高みに立たば、 下の者より見ゆるは道理、 われもみなより多く見ゆべし―― 幸せにして、また不幸なり。 イスラム教改宗者の討伐という歴史的事件を材に、民衆の「哀しき人間の運命」を綴った、セルビア「第二の聖書」と目される一大詩篇『山の花環』。宇宙創造、人間の堕落と魂の救済を詠う『小宇宙の光』。セルビア文学の金字塔となった、ニェゴシュを代表する二大叙事詩。 ■訳者解題より■ ……ニェゴシュの文学は、吟遊詩人の伝える伝承の「コソボ史観」に尽きるものではない。ニェゴシュの詩人としての偉大さは、そうした民族叙事詩の世界を乗り越えて、「哀しき人間(ひと)の運命(さだめ)」を追求したことにある。『小宇宙の光』では、その主題が形而上的なレベルで扱われているが、そこに現実世界で主教、君主、そして人間として苦悩するニェゴシュの魂を読むことができる。『山の花環』の登場人物たちはかなり理念化されているが、ダニロ主教の悩みや恐れは、ニェゴシュの心の深奥を映し出している。 ■著者略歴■ ペタル二世ペトロビッチ゠ニェゴシュ(Petar II Petrović-Njegoš 1813–51) 1813年モンテネグロのニェグシ村生まれ、1851年ツェティニェ歿。俗名ラーデ・トーモフ。1830年モンテネグロの統治者に即位。1833年セルビア正教会主教に聖別、ペタル二世ペトロビッチを名乗る。モンテネグロの近代化とトルコからの解放に努めるとともに、詩作品を発表、セルビア文学史上、最大の詩人といわれる。叙事詩三部作『小宇宙の光』(1845)、『山の花環』(1847)、『偽帝小シチェパン』(1851)のほか、叙事詩集『セルビアの鏡』(1846)、詩集『ツェティニェの隠者』(1834)など。 イボ・アンドリッチ 田中一生・山崎洋・山崎佳代子=訳 ■イェレナ、いない女 他十三篇 予価:本体価格4,500円+税 予定ページ数:456頁 四六変形・ソフト上製 ISBN978-4-86488-209-5 C0397 刊行予定:2020年10月下旬 目にするものはすべて詩であり、手に触れるものはすべて痛みである。 不正義、不条理に満ちた世界で人びとはいかに生きるか。 歴史に翻弄される民族を見つめ、人類の希望を「橋」の 詩学として語り続けたノーベル文学賞作家アンドリッチ── 「橋」、短編小説八篇、散文詩『エクス・ポント(黒海より)』 と「不安」、エッセイ三篇を収録した精選作品集。 ■訳者解題より■ 歴史の不条理を、若きアンドリッチは身をもって体験した。第一次大戦中の思想犯としての獄中生活は、戦争という外的世界を凝視させると同時に、「幽閉された者」の精神的な内的世界へと作家を招き入れる。歴史と魂の問題は、作家の生涯を通じて、詩学を支える二本の柱となった。この詩学の魅力は、新現実主義と形而上主義の両面を持ちあわせ、見える世界と見えない世界を結び合わせる力にある。集団と自我、天と地、魂と肉体、異なる二つのものを引き裂くもの、繫ぎ合わせるものに、作家は光をあてる。アンドリッチの問いかけは、人はどう生きるべきかではなく、人々はどう生きるかという人類的な問題である。 ■著者略歴■ イボ・アンドリッチ(Ivo Andrić 1892–1975) ユーゴスラビアの詩人、小説家、評論家。1892年ボスニアのトラブニック生まれ、1975年ベオグラード歿。第一次大戦終了からナチス・ドイツによるユーゴスラビア占領まで、外交官として活動しながら作家活動に従事。第二次大戦後、占領下のベオグラードで執筆した『ドリナの橋』など長編三部作を発表し、叙事的壮大さと抒情性をあわせもったユーゴスラビア最大の作家としての地位を確立。1962年、ノーベル文学賞受賞。 【訳者紹介】 田中一生(たなか・かずお) 1935年、北海道生まれ、2007年東京歿。早稲田大学露文科を卒業後、ベオグラード大学に留学、ビザンチン美術およびユーゴスラビア文学を研究(1962‐67)。訳書に、ウィンテルハルテル『チトー伝』(徳間書店)、クレキッチ『中世都市ドゥブロヴニク』(彩流社)、アンドリッチ『ゴヤとの対話』『サラエボの女』(恒文社)、シュチェパノビッチ『土に還る』(恒文社)、カラジッチ『ユーゴスラビアの民話Ⅰ』(共訳、恒文社)など。 山崎洋(やまさき・ひろし)1941年、東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1963年よりベオグラード大学留学、1970年、同法学部修士課程修了。訳書にカルデリ『自主管理と民主主義』(大月書店)、コーラッチ『自主管理の政治経済学』(日本評論社)、カラジッチ『ユーゴスラビアの民話Ⅱセルビア英雄譚』(共訳、恒文社)、ミハイロヴィッチ『南瓜の花が咲いたとき』(未知谷)、ヴケリッチ『ブランコ・ヴケリッチ 日本からの手紙』(未知谷)など。 山崎佳代子(やまさき・かよこ) 1956年、静岡生まれ。北海道大学露文科卒業後、1979年サラエボ大学文学部留学を経て、1981年よりベオグラード在住。ベオグラード大学文学部で博士号取得(『日本アヴァンギャルド詩 セルビア文学と比較して』)。現在、ベオグラード大学文学部教授。詩集に、『みをはやみ』(書肆山田)など。著書に、『解体ユーゴスラビア』(朝日選書)、『ベオグラード日誌』(書肆山田、読売文学賞)、『パンと野いちご』(勁草書房、紫式部文学賞)など。訳書に、ダニロ・キシュ『若き日の悲しみ』『死者の百科事典』(東京創元社)『庭、灰』(河出書房新社)など。 #
by genkishobou
| 2020-09-15 14:49
| 新刊情報
2020年 09月 15日
片山廣子幻想翻訳集
ケルティック・ファンタジー 【銀河叢書】 未谷おと 編 ISBN978-4-86488-207-1ISBN978-4-86488-207-1 C0098 ¥4800E 四六上製 416頁 定価(本体4,800円+税) 10月下旬刊 大正期、アイルランド文芸復興運動に日本から連帯した翻訳家・松村みね子(筆名)。 芥川や鷗外が激賞した美しき夢想の徒による、野蛮かつ荘厳な、精霊の息づく世界。 目がさめてみたら夢のなかでさづかつたのがまさしく枕上にあつたといふやうな本に等しい――三島由紀夫 若き天才が熱狂したケルト綺譚『かなしき女王』、一世紀を経て、初の完全再録。 我が世にもつくづくあきぬ海賊の船など来たれ胸さわがしに 単行本初収録 ◎「かなしき女王」初出誌版 ◎ 漱石初期の雅文体騎士道小説『幻影の盾』現代語訳 ◎「カッパのクー」の最初期形態などアイルランド民話 ◎ 偽書疑惑で世界に波紋を広げたF・W・ベインの印度物語 ●目次 ケルト綺譚「かなしき女王」 マクラオド作 海豹 女王スカーアの笑い 最後の晩餐 髪あかきダフウト 魚と蠅の祝日 漁師 精 約束 琴 浅瀬に洗う女 剣のうた かなしき女王 参考資料●初出誌版(かなしき女王/女王スカーアの笑ひ/一年の夢/海豹/琴 夏目漱石「幻影の盾」 現代語訳 印度風綺譚 ベイン作 闇の精 スリヤカンタ王の恋 青いろの疾風 アイルランド民話 河童のクウさん 主人と家来 鴉、鷲、鱒とお婆さん ジェミイの冒険 「燈火節」より 北極星 大へび小へび 蝙蝠の歴史 燈火節 古い伝説 四つの市 ミケル祭の聖者 イエスとペテロ アラン島 王の玄関 鷹の井戸 過去となったアイルランド文学 編者解説 片山廣子(かたやま・ひろこ) 明治11年(1878)外交官・吉田二郎(のちイギリス総領事)の長女として麻布に生まれ、東洋英和女学校予科・本科・高等科を通じて洋式の寮生活を送りながら英語教育を受ける。同校卒業後、佐佐木信綱の門下となり、以後会誌「心の花」に歌、随筆などを発表。21歳のとき片山貞次郎(のち日本銀行理事)と結婚。鈴木大拙夫人ビアトリスの勧めでアイルランド文学に親しみ、大正3年(1914)から始めた翻訳には筆名「松村みね子」を用いる。グレゴリー夫人、バーナード・ショウ、ジョン・シング、イェーツ、ダンセイニ卿などを訳し、その訳文は坪内逍遥、森鷗外、上田敏、菊池寛らの激賞を得た。14歳年少の芥川に慕われたことでも知られ、堀辰雄の小説『聖家族』『楡の家』のモデルとされる。歌集に『翡翠』(大正5年)『野に住みて』(昭和29年)、随筆集『燈火節』(昭和28年、エッセイスト・クラブ賞)がある。昭和32年(1957)没。 編者 未谷(みたに)おと 1975年生まれ。大阪在住。在野のダンセイニ卿研究家として1997年に研究誌「ペガーナロスト」を創刊、現在14号まで刊行し、2002年にはSFファンジン大賞翻訳・紹介部門を受賞。共編に片山廣子『火の後に』(幻戯書房、2017)。編著に私家版『松村みね子訳詩集』(西方猫耳教会、2012)、片山廣子『河童のクゥさん』(西方猫耳教会 2019)。 協力 善渡爾宗衛、杉山淳 #
by genkishobou
| 2020-09-15 13:15
| 新刊情報
2020年 08月 28日
小社では現在、バンガード社創業者ジョン・C・ボーグル自伝『航路を守れ(仮題。原題Stay the Course : The Story of Vanguard and the Index Revolution)』の日本語訳版刊行を準備中です。 本書は、2019年1月に死去した著者ボーグルの、最後の著書(2018年12月刊)にして主著です。 1976年、「アルファベットと自動車以来の発明」ともいわれる金融の仕組み「インデックスファンド」を初めて発明し、「20世紀の米金融界における最大の貢献者」「ウォール街の良心」と呼ばれ、熱狂的な愛好者によるイベント「ボーグルヘッド」も開かれるなど、すでに伝説的な人物である著者の、パーソナルな思想と歴史をたどる一冊。日米の金融環境の違い、また日本でも今後重要性を増すと思われる金融教育における「倫理」について第一級の基本図書としてお読みいただきたく、刊行を目指しています。 2020年8月27日、米資産運用会社バンガード社の日本法人バンガード・インベストメンツ・ジャパンの営業活動終了が公式発表されました。同社はこれまで、日本のインデックス投資環境を牽引し、またグループ創業者であるボーグル氏についての情報を多数発信してきましたが、今後本書でも、ジョン・C・ボーグルの思想について、理解を深めていただければと思います。 以下はすべて予定です。正式に決まり次第、情報を改めて掲載いたします。 著者名:ジョン・C・ボーグル 書名:航路を守れ バンガード社とインデックス革命の物語(仮題) 序文:バートン・マルキール(『ウォール街のランダム・ウォーカー』著者) 訳者:石塚順子 造本:四六判上製 予頁:480頁 予価:2800円(税抜) 刊行時期:2020年12月頃 【著者略歴】 John C. Bogle 1929年ニュージャージー州生れ。プリンストン大卒業後、その後の発明につながる経済学の論考でウォルター・L・モーガンに注目されウェリントン・ファンドに採用。その後1976年、バンガード社設立。
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by genkishobou
| 2020-08-28 11:55
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