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ご購入に関するお問い合わせは、メールにて受け付けております。 メール:genki@genki-shobou.co.jp TEL03-5283-3934 幻戯書房刊行の書籍の詳細は小社ホームページをご覧ください。 幻戯書房 (げんきしょぼう)は 歌人で作家の辺見じゅんが、父であり、角川書店の創立者である角川源義の創業の精神を受け継ぎ、設立した出版社です。 ライフログ
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2023年 01月 12日
![]() 装幀は真田幸治さん ![]() 北園克衛1920年代実験小説集成 20′s 加藤仁=編 ISBN978-4-86488-267-5 C0093 四六上製 240頁 3700円+税 2023年2月下旬刊 小説か詩か暗号か。ギムゲニスト、シュルレアリスム 埋もれていた実験小説27篇を収録小説か詩か暗号か。ギムゲニスト、シュルレアリスム 埋もれていた実験小説27篇を収録 北園克衛の画を装画として本文やカバー、表紙などに14点使用。 「新しいハモニカのやうにフルスピイドで」 ■目次■ i ホテルとパイプ 意識的偶成 3 対抗運動としての植物的な一形式 赤い巻煙草 デエードシユカ伯父さんのそのグループのための短篇 紫色の液体 スパイラル期の暗号 RONODO UN PICARO(人間はこうもなるものであるか!) ブリリアント 逆体 ⅱ 銀座(或る人々の生活に就いて) 生きる薔薇 日傘 Sanisarisus 夜話 海洋ホテル 銀色の装禎ある記録 エロトマニアの視線 近代型パラソル流行の原理に就いて ポリドオルの閨 第七課 芸術誌 上層記号建築 車前草の咲いてゐる短編 NOIR(黒の如きもの) a sentimental Comedy 春の鏡 魔女の灰 水星の時間 ⅲ エリコ 初夏のアクシデント 秋のトリック シユウルレアリストの街 詩のプレゼント 附録 ヌポセチエンスク街(合作) 解説 加藤仁 【著者略歴】 きたぞの・かつえ 1902−78年 三重県生まれ。1920年代より詩作を始める。西脇順三郎、瀧口修造らと並び、西欧の前衛運動と呼応した日本のモダニズム詩・前衛詩を牽引。 主な詩集に『白のアルバム』『黒い火』『円錐詩集』『ガラスの口髭』などがある。戦後はイラスト、デザインにおいても活躍、バウハウスの影響を強く受けたスタイリッシュな作風で、ハヤカワ・ミステリ文庫など手がけた装丁は膨大な数に上る。1935年創刊の主宰誌『VOU』は、詩はもとより写真、美術、建築、音楽、映像などをフィーチャーした総合芸術誌として、いまなお海外からの注目も高い。近刊としては『白昼のスカイスクレエパア 北園克衛モダン小説集』(2016)がある。 #
by genkishobou
| 2023-01-12 11:21
| 新刊情報
2023年 01月 12日
![]() 装幀は小沼宏之さん ![]() ルリユール叢書 第29回配本40冊目 トマス・ハーディ 南協子=訳 恋の霊 ある気質の描写 The Well-Beloved — A Sketch of a Temperament 定価:本体価格3,200円+税 予定ページ数:344頁 四六変形・ソフト上製 ISBN978-4-86488-268-2 C0397 刊行予定:2023年2月下旬 彼は、「恋の霊」の制作のみ出来る芸術家となった。しかし、彼の努力は失敗に終わっていた。「恋の霊」の失敗作しか生み出せない彼を、執拗な虚栄心を持つ「恋の霊」が、再び罰しているかのようであった。 斬新な構成、独特な心理描写で、彫刻家である主人公の、三代にわたる女性への愛情が赤裸に描かれる――唯美主義、ダーウィニズムの思想を取り込み、〈性愛と芸術〉の関係を探究し続けた英国ヴィクトリア朝の詩人・小説家トマス・ハーディが最後に著したロマンス・ファンタジー。 ハーディの小説の登場人物について、こんな事が言えると思う。つまり、主人公たちが男女をとわず、ひどく金銭を愛したり、自己の保身に腐心したりするものは一人もいなくて、すべてひたすら生き抜こうとつとめていることだ。その努力は、正確にいって、いったい何によって構成されているのか。それが問題だ。第一の主要因が、恋愛への努力および恋愛との抗争であることは明らかだ。──D・H・ロレンス 〔…〕ハーディが私たちに与えてくれたのは、ある時、ある場所での人生の単なる写しなどではない。それはある力強い想像力、ある深い詩的天才、あるやさしく人間らしい魂に映ったままの世界と人間の運命のヴィジョンなのである。──ヴァージニア・ウルフ 『恋の霊』の反復というテーマは、ハーディの作品の置き換えられた欲望の法則の充分な探求である。この法則は、愛というものが、愛する人をその目的から遠ざけることによって燃えさかることを命じるのである。──ヒリス・ミラー 色々な相におけるハーディ芸術の特徴のひとつは、彼の小説が、個人や捨てられた亡骸【なきがら】にたいする絶大なる同情を示し、すべての生物の痛みにたいする注意を要求しているということである。ピアストンは、理想の力と牽引力、それを具現した個人の痛みに同情を感じ、それを必要とする悲哀を、感じかつ演じている。ハーディの小説にはこの二つが融合している。──ジョージ・レヴァイン 【著者略歴】 トマス・ハーディ(Thomas Hardy 1840–1928) イギリス南部ドーセット地方の石工の家に生まれ、22歳でロンドンに出て建築事務所で働く。その後作家に転じ、そのキャリアの前半約30年間で『ダーバヴィル家のテス』をふくむ15篇の長編小説、短編小説集4篇、後半約30年間で叙事詩劇『覇王たち』と948篇の短詩を発表して、ヴィクトリア朝時代最後の大小説家にして詩人となった。神の見えない時代に文学の存在意義を探り、みずみずしい感性によって20世紀のモダニズムの先駆者となり、D・H・ロレンスやフィリップ・ラーキンなど後世の作家に多大な影響を与えた。 【訳者紹介】 南協子(みなみ・きょうこ) 1983年、千葉県生まれ。日本女子大学文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、神田外語大学、国士舘大学他非常勤講師。専門はトマス・ハーディ、ヴィクトリア朝児童文学。論文に『Tess of the d’Urbervillesの「自然」の扱いに見られる装置』『日本ハーディ協会会報』第34号、「Hardyの少年小説 Our Exploits at Wess Poleyをめぐって――功利主義の観点から」『日本ハーディ協会会報』第45号など、共著に『よくわかるイギリスの文学』(南雲堂、2011)がある。 #
by genkishobou
| 2023-01-12 10:41
| 新刊情報
2022年 12月 14日
ミシェル・ビュトール Michel Butor
石橋正孝 監訳 三ツ堀広一郎、堀容子、中野芳彦 他訳 レペルトワールIII Répertoire III [1968] ![]() 装幀は小沼宏之さん。 予価:本体価格5,600円+税 予定ページ数:512頁 A5・上製 ISBN978-4-86488-265-1 C1098 刊行予定:2023年1月下旬 あらゆる批評は発明である 騙し絵か非゠騙し絵か(ホルバイン、カラヴァッジョ)、小説の地理学(ルソー)とポルノグラフィ(ディドロ)、毒薬/霊薬としての言葉(ユゴー)、連作としての絵画と文学(北斎、バルザック、モネ)、キュビスムの技法(ピカソ、アポリネール)、「正方形とその住人」(モンドリアン)、記憶の多角形(ブルトン)、「宇宙から来た色」(M・ロスコ)、考古学、場所、オペラ等々、文芸×美術を自在に旋回する、アクロバティックな創作゠批評の饗宴。 ●目次 批評と発明 考古学について 場所 細かく見た一枚の絵 アンブロジアーナ絵画館の《籠》 世界の果ての島 運命論者ディドロとその主人たち 富嶽三十六および十景 「地方のパリジャンたち」 闇から出る声と壁をとおして滲み出る毒 インクの芽生え クロード・モネあるいは反転された世界 子どもの頃の読書 絵画の間の連続性 アポリネールのための無の記念碑 正方形とその住人 七面体ヘリオトロープ ニューヨークのモスクまたはマーク・ロスコの芸術 ヘラクレスの視線のもとで オペラすなわち演劇 文学、耳と目 註 初出一覧 解題───石橋正孝 【著者略歴】 ミシェル・ビュトール(Michel Butor 1926‐2016) フランスの小説家、詩人、批評家。フランス北部モン゠ザン゠バルールで生まれる。ヌーヴォー・ロマン(Nouveau Roman)の作家の旗手のひとりと目される。1956年、小説第二作『時間割』(L’emploi du temps)でフェネオン賞(le Prix Fénéon)を受賞、翌年1957年第三作目の『心変わり』(La Modification)でルノドー賞(le Prix Théophraste Renaudot)を受賞し注目を集めた(主人公に二人称代名詞「あなたは」を採用した小説作品として有名)。1960年に四作目の『段階』(Degrés)を発表後は小説作品から離れ、1962年『モビール──アメリカ合衆国再現の習作』(Mobile: Étude pour une représentation des États-Unis)を皮切りに空間詩とよばれる作品を次々と発表し始める。画家とのコラボレーション作品が数多く、書物を利用した表現の可能性を追究し続けた。文学をはじめ絵画、音楽などを論じた評論集『レペルトワール I~V』(本書、以下五巻で完結)がある。 【監訳者略歴】 石橋正孝(いしばし・まさたか) 1974年、横浜生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、パリ第八大学大学院博士課程修了、博士(文学)。現在、立教大学観光学部准教授。専門は19世紀フランス文学(ジュール・ヴェルヌ)。著書に『大西巨人 闘争する秘密』(左右社)、『〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険──ジュール・ヴェルヌとピエール゠ジュール・エッツェル』、『Michel Butor : à la frontière ou l’art des passages』(共著、ディジョン大学出版局)、『あらゆる文士は娼婦である──19世紀フランスの出版人と作家たち』(共著、白水社)など。訳書にミシェル・ビュトール『レペルトワールI [1960]』『レペルトワールII [1964]』(監訳、幻戯書房)、『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクションII 地球から月へ 月を回って 上も下もなく』(インスクリプト)、レジス・メサック『「探偵小説」の考古学──セレンディップの三人の王子たちからシャーロック・ホームズまで』(監訳、国書刊行会)がある。 【翻訳者略歴】 三ツ堀広一郎(みつぼり・こういちろう) 1972年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専門は現代フランス文学。訳書に、ミシェル・ビュトール『レペルトワールI [1960]』『レペルトワールII [1964]』(共訳、幻戯書房)、ドミニク・ラバテ『二十世紀フランス小説』(白水社)、レーモン・クノー『ルイユから遠くはなれて』(水声社)、フィリップ・ソレルス『本当の小説 回想録』(水声社)、アンドレ・ジッド『法王庁の抜け穴』(光文社)がある。 堀容子(ほり・ようこ) 1974年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部非常勤講師。専門は現代フランス小説。訳書にジャック・ランシエール『無知な教師─知性の解放について』(共訳、法政大学出版会)がある。 中野芳彦(なかの・よしひこ) 1982年、愛知県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程退学後、パリ第七大学大学院博士課程修了、博士(文学)。現在、慶應義塾大学商学部准教授。専門はフランス近代詩、特にヴィクトル・ユゴー。訳書に、ミシェル・ビュトール『レペルトワールII [1964]』(共訳、幻戯書房)、共著・共訳に、『混沌の共和国─「文明化の使命」の時代における渡世のディスクール』(ナカニシヤ書店)がある。 他 ◎ミシェル・ビュトール コレクション『レペルトワール 』(全5巻)全巻購入者特典Itérologie butorienne(ビュトールの旅学) A5判 予定96頁 全巻完結後、各巻オビ袖に「応募券」を付し、全巻分を小社にお送りの方に小社より直接、進呈します。 詳細は既報。 #
by genkishobou
| 2022-12-14 09:35
| 新刊情報
2022年 11月 14日
![]() 装幀は小沼宏之さん ![]() ルリユール叢書 第28回配本39冊目 ヴァレリー・ラルボー 西村靖敬=訳 聖ヒエロニュムスの加護のもとに Sous l’inv_ocation de saint Jérôme 定価:本体価格4,500円(税込4,950円) 予定ページ数:456頁 四六変形・ソフト上製 ISBN978-4-86488-264-4 C0398 刊行予定:2022年12月下旬 ジョイス、ホイットマン、バトラーら英米文学から中南米文学、伊文学まで〈世界文学の仲介者〉として多言語の文芸を翻訳したコスモポリタン作家ヴァレリー・ラルボー──聖ヒエロニュムスの論考を筆頭に、500余名の文人をめぐり翻訳の理念、原理、技法がエッセイで説き明かされる翻訳論の白眉。本邦初訳。 大事なのは、私たちがこれらの言葉を計量する天秤だ。というのも、翻訳の全作業は言葉の計量だからだ。 片方の皿に原著者の単語を一つひとつ置き、もう一方の皿には、この原著者を翻訳する言語に属する不特定の数の単語を代わる代わる試しに置いてみる。そして、二つの皿が釣り合う瞬間を待ち受けることになるだろう。 (本文より) 【著者略歴】 ヴァレリー・ラルボー(Valery Larbaud 1881–1952) フランスの小説家・詩人・批評家・翻訳家。フランス中部ヴィシーに生まれる。幼年期より外国各地を旅した経験を基にした、コスモポリタンの青年バルナブースを主人公とする『裕福なアマチュアの詩』で作家デビュー。この作品を改作した『A・O・バルナブース全集』が代表作となる。少年少女の独自の内面を鮮やかに描き出す小説、「内的独白」を用いた心理小説を多く発表。創作活動に加え、該博な知識と豊かな語学力を駆使した国内外の作家や作品についての批評活動、ジョイス、バトラーの作品をはじめとした翻訳活動を精力的に行なった。 【訳者紹介】 西村靖敬(にしむら・やすのり) 1952年、神戸市生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。千葉大学名誉教授。著書に、『1920年代パリの文学――「中心」と「周縁」のダイナミズム』(多賀出版、2001)、『文学の仲介者ヴァレリー・ラルボー――ラルボーとホイットマン、バトラー、ジョイス、ラテンアメリカの作家たち』(大学教育出版、2017)などがある。 #
by genkishobou
| 2022-11-14 15:16
2022年 11月 14日
![]() 装幀は緒方修一さん ![]() 2023年池波正太郎生誕100年記念出版 人生の滋味 池波正太郎かく語りき Ⅰ ISBN978-4-86488-263-7 C0095 四六判上製 予210頁 本体2200円(税込2420円) 2022年12月下旬刊 江戸を想い、昭和を生きた男が、新聞や雑誌などに遺した言葉。 全集にも未収録だったその志が初めて本に。 「素人が売れる時代なんだろうけど、こんなことじゃ、これからの日本人はどうなってしまうのか、心配だな。」 ■目次 1. 大川の水 いまに残る江戸八百八町 大川端の昔といま 光りと闇 23才で株屋の小僧になる 証券会社から、保健所、都税事務所へと移った十七年間のサラリーマン時代 手製のパン焼器 体操をつづけて痔の苦しみから救われる 私の闘病記 締め切りさえ守っていれば 男の常識をたくわえるということは、結局、自分の得になるんだ 人生の滋味を堪能したいきみに おしゃれは、まず自分を知ってから 私の一流品考 亭主関白の愛情作法 感激の東富士打倒 一年がかり、けたぐりで 2. 私と平蔵の出合い 自分の命を賭ける生き方最近の時代小説 むずかしい新聞小説 流行作家は楽でない 人斬り半次郎について 新連載時代小説 序にかえて 新国劇の「風林火山」井上靖あて書簡 構想はあまり練らず 蝶の戦記』を終えて 歴史的背景に重み 骨が折れる〝忍者小説〟 裏の裏かく描写で 人間近藤勇 歴史夜咄 九年の歳月 大河小説「真田太平記」の連載を終えて 3. 三波伸介 ホンモノの芸人 田中冬二の世界 こころの平和の源泉 闘う城 田舎に限るよ、旅は 『回想のジャン・ギャバン フランス映画の旅』付言 もう一度見たい映画は? 弁士の名調子に酔う 『ブルグ劇場』封切のころ 一枚の〝手札写真〟に捺された我らがヰタ・セクスアリス プロマイド座談会〈戦前編〉 ―古谷綱正、白井佳夫と ベニス紀行 座談会 ―吉行淳之介、小田島雄志と 4. 受賞のことば 直木三十五賞/小説現代読者賞/吉川英治文学賞 最後 追悼・藤島一虎さん なつかしい人 浜田右二郎さん 八白土星の風貌 追悼・野間省一氏 素人が売れる時代は心配だな 紫綬褒章受章 初出一覧 宮澤則雄編 #
by genkishobou
| 2022-11-14 14:44
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